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掲載日:2024年12月27日
Q 伊藤はつみ 議員(共産党)
党県議団はしらさぎ会を訪問し、役員の皆様と懇談しました。副会長の木内恭子さんは、爆心地から3キロ圏内、9歳で被爆しました。六、七名の女の子と共に路地で石けりをしていた。そのとき、ぴかっとあたりが光り、真っ暗闇となり、夜が明けるように明るくなった。たった1人座っていたそうです。周りの子供たち全てが煙のように消え去っていった。不思議で、とても怖い体験です。
その木内さんも90歳。被爆者の願いは、一人でも多くの方に悲惨な体験を語り伝えたいということです。
そこで、教育長、原爆の恐ろしさを後世に伝えるためにも積極的に被爆者を招き、被爆者が体験を語る取組を学校教育に取り入れていただきたいと思います。いかがでしょうか。
A 日吉亨 教育長
原爆による被害の痛ましい経験や、戦争が人類全体に大きな災いを及ぼすことを学ぶことは、平和の大切さを次の世代へ伝えていく上で重要であると考えております。
県内の公立小・中学校や県立高校には、広島・長崎の国立原爆死没者追悼平和祈念館が実施する「被爆体験伝承者等派遣事業」を活用するなどして、講演会を開催している学校がございます。
また、広島や長崎へ修学旅行に行く高校では、訪問先で現地の方からお話しを伺う学習も行っています。引き続き、市町村教育委員会や県立高校に対し、被爆者等の派遣事業について周知するなど、各学校の平和に関する学習の取組を支援してまいります。
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