トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和2年9月定例会 一般質問 > 令和2年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(吉良英敏議員)
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掲載日:2023年10月17日
Q 吉良英敏 議員(自民)
先日、地元からケアラー支援についての研修会をやりたい、そういったお話をいただきました。今後、市町村に対しては、1、ケアラーをケアすることが重要であること、2、断らない総合的な相談窓口、3、アセスメント調査、これらの必要性を伝え、アドバイスできる人材が必要です。さらに、複数のモデル市町村もつくるべきと考えます。
そこで、市町村をバックアップする県の総合窓口や相談窓口、アドバイザーやコーディネーターなどの人材育成が必要だと思います。これらをどのように進めていくのか。更に、ケアラー支援の県外も含めた出前講座の創設も併せて、福祉部長に伺います。
A 山崎達也 福祉部長
市町村の人材育成の取組として、成果を上げている例として、地域包括ケアシステムの構築の支援がございまして、具体的には地域包括支援センター職員をはじめ、ケアマネージャー、生活支援コーディネーターなど多くの関係者が連携した対応をしていけるよう、実践的な研修を実施しております。
また、市町村ごとの状況や支援を求める内容は様々であることから、職員が全ての市町村を訪問して意見交換を行い、市町村の課題や要望に合わせてオーダーメイド・伴走型で支援する総合支援チームを派遣しています。
さらに、市町村の優れた取組事例の報告会を開催し、他の市町村への情報共有を図っています。
こうした地域包括ケアシステム構築支援で培った市町村支援の手法やノウハウを最大限活用して、市町村のケアラー支援の施策が進むよう、人材の育成を支援してまいります。
御提案の出前講座の創設につきましては、県民を対象とした講座につきましては、新たにケアラー支援に関するメニューを加えてまいります。
また、県外の自治体などから県のケアラー支援の取組について講演の依頼があれば対応してまいります。
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