トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和2年9月定例会 一般質問 > 令和2年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(吉良英敏議員)
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掲載日:2023年10月17日
Q 吉良英敏 議員(自民)
子供の声を聞く場として、ヤングケアラー支援拠点、学校サロンの設置を提案いたします。落ち着いて子供の声を聞く場、その子の生活や人生全体を見ることができる場です。埼玉県内の子供たちを取り巻く環境は、児童虐待相談対応件数は10年連続で過去最多、児童相談所はいっぱい、里親も足りない、いじめ、自殺、最近の著名の方の自殺、若い世代への影響もとても懸念されます。そして、不登校は年々増加の一途、子供たちの声をもっと聞かなければいけないのではないでしょうか。
私は、これまでケアラー支援の最善策は何か、これをずっと考えてきました。結論からいうと、分かりませんでした。しかし、このヤングケアラーの存在をまず知り、そして共に向き合うこと、これに確かな希望の光を感じます。保健室でもいいです。子供たちが声を出せる休憩場所をつくります。その子の全体を見るために、周辺の声や地域の方も出入りできる空間も必要かと思います。そして、それは結果として学校と教員を応援する拠点になるでしょう。
以上、学校サロンの設置について、教育長の御所見を伺います。
A 高田直芳 教育長
ヤングケアラーからの声を聴いたり、同じ境遇にある者が集まり、悩みを共有することは、ヤングケアラーの心理的負担の軽減につながるものと考えております。
これまでも学校では、児童生徒に寄り添い、よく話を聴くとともに、必要に応じて適切な関係機関の支援につなげてまいりました。
議員の御提案につきましては、ヤングケアラーからの声を聴くために、どのような支援が必要なのかなどについて、まずは有識者の意見を伺ってまいります。
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