トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成29年9月定例会 > 平成29年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(永瀬秀樹議員)
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掲載日:2023年9月20日
Q 永瀬秀樹議員(自民)
国においては約10万9,000人に1か所、埼玉県においては約18万7,000人に1か所、川口市においては約30万人に1か所設置されている公共施設、それが警察活動の拠点である警察署です。川口市の平成28年中の治安情勢を見ると、刑法犯認知件数は川口警察署が県下2位、武南警察署が県下16位、110番受理件数は川口警察署が県下1位、武南警察署が県下12位であり、警察官1人当たりの負担も重くなる中、私は、特に川口市内における人口増加率が高く、人口増加に伴う治安の悪化も懸念される埼玉高速鉄道沿線部に警察署を新設いただくよう強く望むものであります。
沿線地区の5つの連合町会は、市を通じて毎年、県や警察署にも要望を提出されている、このことについては、警察本部からも「必要性は高い」との認識が示されておりますが、既存庁舎の耐震化や長寿命化対策と県下全体の治安情勢や新設に必要な人員、用地の取得など様々な課題を総合的に勘案して検討いただいていると認識しております。これまでの検討内容や議論経過などを検証したところ、私は、川口市北東部に第3の警察署を新設する上での現在の最大の課題は、警察署の設置に適した用地の取得にあると考えますが、いかがでしょうか。警察署の設置に適した用地が取得できれば、新設に向けて大きく進捗していくと推察いたします。この点についての見解と利便性や面積、隣接署との位置関係など、警察署設置に適した用地の条件について、警察本部長の考えをお聞かせください。
A 鈴木三男 警察本部長
川口市北東部への新たな警察署の設置につきましては、以前より地域の方々から要望をいただいております。
川口市は、さいたま市に次ぐ人口を有し、都市化の進展や人口の増加、市内2警察署の業務負担状況などから、警察署の新設の必要性は高いものと認識をしております。
まず、警察署用地の取得についての見解についてでありますが、現実の問題として、大きな課題と考えております。
ただ、これに限らず、必要な人員の確保の問題も課題であり、加えて、今後改築すべき老朽化・狭あい化した警察署庁舎が多数あることも、勘案する必要があるところであります。
次に、警察署用地の条件についてでありますが、警察署運営に十分な面積があること、高さ制限などの法的な問題がないこと、交通機関や主要道路からのアクセスが容易であること、隣接署との位置が偏りすぎていないこと、などの諸条件を考慮し検討することとしております。
今後も、川口市の協力を頂きながら、警察署用地として適した場所に、相当の広さの土地が確保できるかなどを踏まえ、総合的に検討してまいります。
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