トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成29年9月定例会 > 平成29年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(細田善則議員)
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掲載日:2023年9月25日
Q 細田善則議員(自民)
県営戸田公園は、全国屈指の水面を有する施設で、昭和29年より公営競技ボートレース、いわゆる競艇場として戸田公園内の漕艇場の一部を貸し出しており、ボートレース戸田、そして戸田競艇企業団と都市競艇組合からそれぞれ利用料をいただいております。施設の利用料としては、勝舟投票券の売上げの0.864%と定められ、売上げがピークだった平成2年には16億円、今年度も2億3,000万円が県の一般財源に入っております。平均すると年7億円であります。
一方で、ここ10年の戸田公園に対する県の投資額の内訳の平均は約6,000万円の指定管理委託料、そして約3,300万円の工事修繕費で、平均すると年約1億円未満と利用料と比較して十分に支出されていない現状であるというふうに思います。そして、この夏には漕艇場にエビモ、マツモ、フサモ、カナダモ等々の藻が繁殖し、レガッタ競技の妨げになっております。今後、また藻が繁殖することを踏まえて、管理者として根本的な対策を取るべきだと強く申し上げます。
また、県西部にある高規格堤防、いわゆるスーパー堤防の上はほとんど利用がされておりません。
このスペースに関して、今後利用者にとってどのような活用方法がされるスペースとして活用していく考えか、都市整備部長の御答弁をお伺いいたします。
A 野川達哉 都市整備部長
県営戸田公園は、荒川に並行した漕艇場を中心に、東西約2.5キロメートル、南北約300メートルの細長い公園でございます。
この水面は、ボートレース場として活用されておりますが、漕艇場として全国大会が開催されるほか、練習の場としても多くの方の御利用をいただいております。
このため、施設の改善などを含め、利用者からの御意見を踏まえながら、適切な維持管理に努めているところでございます。
御質問のスーパー堤防上の広場につきましては、防災ヘリコプターの離着陸場として、県及び戸田市の地域防災計画に位置づけられ、広場全体として防災上重要な役割を担っております。
一方、この広場は、公園の一番西側にあり、高低差があることや、主要施設となる漕艇場や住宅街からも離れておりますことから、議員御指摘のとおり、あまり利用されていない状況でございます。
このため、広場の活用方策について、戸田市や地域の方々に御意見を伺い、防災上の機能を確保しながら多くの皆様に御利用いただけるよう検討してまいります。
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