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掲載日:2024年12月27日
Q 宮崎吾一 議員(自民)
与野中央公園調整池は、令和8年度末の供用開始を目指して工事が進んでいると聞き及んでおります。令和7年度は調整池としての掘削及び護岸工事を進め、最終年度となる令和8年度は、これらの工事が完了した後、調整池底面を公園として活用するための工事が予定されていると聞いております。
近年、各地でゲリラ豪雨、台風などによる水災害が激甚化しておりますが、調整池の周辺住民は、大雨時にはたとえ施工中であっても与野中央公園調整池の広大な空間に洪水を入れ、浸水被害の発生を防止することを求めております。
そこで、令和8年度末を待たずに台風などの大雨時に洪水を与野中央公園調整池に受け入れることができないか、県土整備部長に伺います。
A 吉澤隆 県土整備部長
この調節池は、鴻沼川の洪水調節機能とさいたま市が計画している公園整備の雨水流出抑制機能を一体で行う、計画洪水調節容量4万5千立方メートルの施設です。
令和4年度から工事に着手し、これまでに調節池の周りを囲む遮水工や排水樋管が完了し、令和5年度からは池の掘削と護岸工事を実施しており、約7割の掘削が完了しております。
令和6年度は、引き続き掘削工事を実施するとともに、新たに越流堤の工事を進めています。
今後は、さいたま市からの受託工事である池底面の公園整備を行い、令和8年度末の完成を目指しております。
議員御提案の、令和8年度末を待たずに台風等の大雨時に洪水を調節池に受け入れることにつきましては、越流堤が完成した段階で、事前に資機材を退避させ、洪水を受け入れることで地域の浸水被害の軽減が期待できます。
このため、公園事業の主体であるさいたま市と協議を行い、検討してまいります。
引き続き、流域の皆様が安全・安心に暮らせるよう、与野中央公園調節池の早期完成に取り組んでまいります。
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