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掲載日:2024年12月27日

令和6年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(宮崎吾一議員)

県立高校の諸課題について-家庭科について-

Q 宮崎吾一 議員(自民)

家庭科の専門学科である服飾デザイン科・食物調理科のある新座総合技術高等学校に伺いました。洋服が生地から作れる、調理師免許の全員取得などの特色ある教育がなされておりました。
しかし、各種備品はかなり古くなっており、老朽化したウェットキッチンのみの施設であり、今はやりのドライキッチンに対応できていない。普通科と違い実習室でメインに授業が行われているにもかかわらず空調が整備されていないなど、設備が時代に遅れ、壊れているものも散見されました。
また、調理師資格取得のための実習コースの要件が厳格に設定されているにもかかわらず、家庭科の実習助手が配置されておらず、教職員の授業準備の負担も厳しいものとなっております。
まずは、家庭科の専門学科にも力を入れてもらうべく、商業・工業学科に加えて設備の充実と実習助手の重点的配置を検討すべきと考えますが、教育長の見解を伺います。

A 日吉亨 教育長

議員御指摘のとおり、家庭に関する学科を有する専門高校において、被服や調理などに関する実践的な技術・技能を身に付けられるよう、教育環境を整えることは重要です。
県では、高等学校産業教育設備整備事業として、毎年、各専門高校からヒアリングし、順次設備の更新を行っており、今後も丁寧に学校現場の声を聞いてまいります。
また、令和6年11月には、施設設備の老朽化や技術進展に対応するため、国へ専門高校の施設・設備の更新に係る補助について、要望したところです。
家庭科の実習助手の配置については、新たに令和6年6月、専門的な指導に対する負担軽減や、家庭科教育の一層の充実のため、国に家庭科の実習助手の配置要件を緩和するよう要望いたしました。
県では、引き続き、家庭に関する学科のある専門高校の教育環境の向上に努めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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