埼玉県議会 県議会トップ画像

本会議及び予算特別委員会の生中継・録画中継をご覧になれます。

会議録の内容を、検索したい言葉や発言者などで検索できます。

ここから本文です。

ページ番号:262922

掲載日:2024年12月27日

令和6年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(宮崎吾一議員)

彩の国さいたま芸術劇場について

Q 宮崎吾一 議員(自民)

美術館、劇場をはじめとした文化・芸術体系は、その国、地域の歴史を知る第一歩です。平成6年に開館した彩の国さいたま芸術劇場は、蜷川さんのシェイクスピア・シリーズをはじめとするロングランの演劇、さらに一流の劇団・舞踏団が劇場を評価し招へいを受けることで、国内外で評価される劇場となりました。
しかしながら、そのような中長期的な芸術劇場を支えてきた長年の実績・努力は、現時点においてその評価が難しくなっております。指定管理者の選定方法を急きょ変更してしまうなど、劇場の芸術・文化機能の維持につき、知事として埼玉県の文化政策をどのように進めていくのか、その見識を伺います。

A 大野元裕 知事

議員お話しのとおり、彩の国さいたま芸術劇場は、平成6年の開館以来、「創造する劇場」として、演劇やダンス、音楽など幅広いジャンルの舞台芸術作品を発信し、観客のみならず国内外のアーティストからも高い評価を受けてきました。
芸術劇場を代表する作品である蜷川幸雄前芸術監督の「彩の国シェイクスピア・シリーズ」は、累計40万人を超える方に御覧をいただきました。
また、令和4年4月に芸術監督に就任した近藤良平氏が、地域の方々と共に創作活動を行った「埼玉回遊」など新たな取組を実施したほか、吉田鋼太郎氏による「彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd」をスタートさせるなど質の高い舞台芸術作品を継続的に提供しています。
私も、これまでのこのような芸術劇場の取組を高く評価しているところであります。
今回、指定管理者の選定方法については、競争性を確保するという原則を踏まえるとともに、「創造する劇場」を体現するアイデアを幅広く提案していただくため公募といたしますが、芸術劇場の役割に変わりはありません。
より透明性・公平性を高いものとする公募の手法は、芸術劇場の高い創造性を引き続き発展させることを減ずるものではなく、次期指定管理者にも公的劇場として引き続き芸術性の高い作品を提供していただきたいと考えます。
今後も、質の高い文化芸術を創造し、国内外に発信する拠点として、彩の国さいたま芸術劇場を最大限に活用し、県民誰もが文化芸術に親しめる機会の充実を図るなど、本県の文化芸術の更なる振興に取り組んでまいりたいと考えます。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?