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掲載日:2024年12月27日
Q 白根大輔 議員(民主フォーラム)
上谷沼調節池がある場所には、荒川水系の芝川支流で、浦和競馬場内を通り南下し、川口北部で芝川右岸に合流する藤右衛門川が流れています。同調節池では、生物多様性の観点から、古くから行政と地元中学・高校生を含む市民の方々と協働で、不法耕作や構造物の撤去、近年では外来植物等の対策等を講じております。
上谷沼周辺の自然を守る会が令和5年に見直した上谷沼調節池右岸提案事項には、ハード整備に当たっては親水性もうたわれており、生物多様性の保護からも自然との調和が求められております。しかし、ここ数年間の管理、道路拡張及び樹木伐採、グラウンド整備、藤右衛門川の草地の撤去によるダメージを受けている生物や在来植物がおります。
そこで、質問ですが、現在まで同調節池には、どのような調節池を目指すのか指針がありません。是非、平常時の利用計画作成等を目指してはいかがでしょうか。県土整備部長に伺います。
A 吉澤隆 県土整備部長
藤右衛門川の上谷沼調節池は、川口市とさいたま市にまたがる洪水調節容量72万立方メートルの調節池です。
この調節池は、河川整備計画において、周辺の環境に調和するよう整備するとともに、都市部の貴重なオープンスペースとしてレクリエーションなどの利用に配慮することとしています。
これまでに45万立方メートルを供用しており、大雨時には洪水を貯留し浸水被害を軽減するとともに、平常時には運動広場として利用されております。
今後、残る未整備箇所の整備を進めるとともに、議員御提案の平常時の利用計画作成につきましては、地元市の意向や、利用者などの意見を伺いながら検討してまいります。
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