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掲載日:2024年12月27日
Q 長峰秀和 議員(自民)
新川越越生線は現県道のバイパスとなるだけでなく、首都圏中央連絡自動車道、圏央鶴ヶ島インターチェンジへのアクセス道路及び地域経済活動を下支えする円滑で安全な道路としての役割が将来的に期待されます。本年度も新川越越生線建設促進期成同盟会から、大野知事宛てに要望書を提出いたしました。
また、本年3月には、この新川越越生線と交差する一般国道407号鶴ヶ島日高バイパスの鶴ヶ島工区600メートル区間が開通し、鶴ヶ島日高バイパス2,800メートルが全線通行可能となります。この新川越越生線と鶴ヶ島日高バイパスが交差する高倉交差点から北側の高倉工区において用地取得が進められておりますが、試掘により史跡が確認され、現在、発掘調査が行われております。さらに、北側の中新田工区については、東武越生線との立体交差部分で側道の計画について御心配の声を頂戴しております。
安全でチャンスあふれる地域づくりを進めるための重要な幹線道路である新川越越生線整備に関して、国道407号鶴ヶ島日高バイパスから県道日高川島線までの区間の現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
A 吉澤隆 県土整備部長
新川越越生線は、川越市の国道16号と越生町の県道飯能寄居線を結ぶ延長約15.2キロメートルの計画道路です。
県では、国道407号鶴ヶ島日高バイパスとの高倉交差点から県道日高川島線までの区間の、土地区画整理事業で整備された区間を除く、1,150メートルの整備を進めています。
令和4年度から用地取得に着手し、区間全体で用地買収率は23パーセントとなっております。
令和6年度は用地取得を進めるとともに、東武越生線との立体交差部の雨水排水設備の設計を行っています。
引き続き、まとまって用地が確保できた箇所で埋蔵文化財の発掘調査を行い、その後、道路改良工事を進めてまいります。
東武越生線との立体交差部分の側道につきましては、今後、鶴ヶ島市と協議の上、鉄道北側の側道整備の計画を再検討してまいります。
引き続き、地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら、事業の推進に努めてまいります。
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