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掲載日:2024年12月27日
Q 長峰秀和 議員(自民)
国は、新市場開拓用米の生産販売を促進することで、コメの需要拡大と農業の活性化を図っています。
新市場開拓用米は、国内外の新市場開拓を目的として生産される米穀のことで、輸出用米等を指します。今年度から埼玉県では、この輸出用米等への支援として新規需要米作付拡大支援事業を実施しています。
しかし、こうした生産支援のほかに、GAP認証取得、埼玉県米のブランドイメージ向上、販路拡大、現地の商社とのネットワーク構築など、コメの流通経路のそれぞれの段階に応じた伴走支援が必要となります。
コメの国内需要の継続的低迷が予測される中、将来に向けたマーケットを切り開くために埼玉県産米の海外への輸出を更に積極的に推進するべきと考えますが、農林部長の御所見をお伺いいたします。
A 横塚正一 農林部長
国内の主食用米の需要が低迷する中、県産米の需要拡大につながる輸出は重要と考えています。
輸出を拡大するためには、低コスト生産の実現、輸出ルートの開拓や輸出用米の生産量の確保等が必要です。
県では、生産コストの削減につながるスマート農機等の導入費用の一部を支援しています。
また、輸出ルートを開拓するため、昨年度からJA全農さいたまと連携してマレーシアへの米輸出に向け輸出商社等との調整を進め、本年度から彩のきずなのテスト輸出を行うことになりました。
今後、輸出用米の生産量を確保するため、国やジェトロ埼玉と連携し、輸出に関心のある生産者を対象に輸出の制度や成功事例の研修会を開催するなど、県産米の更なる輸出拡大を推進してまいります。
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