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掲載日:2024年12月27日
Q 長峰秀和 議員(自民)
カメムシ被害の原因の一つに、河川、公園などの除草作業後にカメムシが田んぼなどに飛来するケースが報告されています。カメムシが増殖する場所となり得るのが雑草地であり、田畑周辺以外で雑草地となり得るのが河川、公園等です。それらは国、県、市町村がそれぞれ管理し、除草の目的もそれぞれ異なるために、除草作業実施のタイミングは様々です。
しかし、除草作業が雑草地に生息するカメムシの水田への飛来のきっかけをつくってしまっている可能性が十分に考えられます。来年のカメムシ被害を低減するためにも、除草時期に関しては国、市町村、他県など関係者との連携を図る必要があると考えますが、農林部長の御所見をお伺いいたします。
A 横塚正一 農林部長
カメムシ類の生態は未だ十分に解明されていませんが、水田周辺の雑草地の除草作業は被害対策の一つとされています。
しかし、河川敷や公園等の除草作業を出穂期に行うとカメムシ類が餌場を失い水田に移動し稲穂を食害する恐れがあります。
現状では、河川敷等の公共用地では、堤防の状況把握や公園利用のための管理水準の維持を目的に、出穂期に関係なく除草作業が行われております。
被害の抑制には、地域ごとの出穂期を踏まえ、除草作業の時期を調整することが重要です。
そこで県では、国や市町村の公共用地の管理者に対し、被害状況の提供を通じて理解醸成を図りつつ、地元から相談があった場合には、作業時期の調整や時期の周知に協力していただくよう呼びかけてまいります。
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