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掲載日:2024年12月27日

令和6年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(岡村ゆり子議員)

結婚支援の今後について

Q 岡村ゆり子 議員(県民)

本県では、結婚支援としてSAITAMA出会いサポートセンター「恋たま」やライフデザインガイドブックの作成・配布、結婚支援事業発信ツール、そして、今年度の新規事業として県内プロスポーツチームと連携した出会いのきっかけづくりとなる婚活イベントを実施するなど、力を入れております。
しかし、少子化対策として行っていこうとしている割には、成婚後、県内にどのくらいのカップルが居住しているのかなど後追いができていないのが現状です。国においては、少子化の背景には経済的な不安定さや出会いの機会の減少、健康上の理由など、個々人の結婚や出産、子育ての希望の実現を阻む様々な要因が複合に絡み合っていることなどが指摘をされております。
そこで、知事にお伺いいたします。
さきに述べた結婚支援は、全て福祉部が所管となっております。今年度から始めたプロスポーツチームとの連携を更に進めていくのであれば県民生活部、「恋たま」の県内登録企業を一層増やしていくとなると産業労働部、埼玉県の魅力を発信できるようなイベントを開催し、結婚を機に埼玉県に住んでいただこうとなると企画財政部というように、結婚支援を少子化対策のみならず、個人の希望をかなえる支援を展開していくことが必要となっていると考えることから、今後、所管を代えたり、得意な分野は各部に任せるなど、庁内の体制を見直すべきと考えますが、いかがでしょうか、御答弁を求めます。

A 大野元裕 知事

県では、市町村や企業等と連携をし、結婚を希望する独身男女に出会いの機会を提供するSAITAMA出会いサポートセンターを運営しています。
また、令和6年度は埼玉西武ライオンズなど県内のプロスポーツチームと連携をした婚活イベントを実施しています。
こうした結婚支援を含めたこども施策の効果を上げる上で、幅広い分野での部をまたいだ協調が必要となる、あるいは効果的と考えることから、各部局が強みを生かしてそれぞれの立場から取り組むことで波及効果をもたらすと考えております。
これらの各部局の得意な分野を活用し、連携の効果を最大限に上げていくための庁内体制として、昨年度からこども・子育て施策についてはプロジェクト・マネジメントの手法を取り入れ、県庁ワンチームで取組を行っています。
他方、結婚から子育てまでの支援については一貫して福祉部が行っていることから、福祉部をこのプロジェクト・マネジメントにおいてメインの部とし、福祉部長をプロジェクトオーナー、そして、マネージャーを福祉部が担い、こども政策局長を司令塔として部局横断的に対応していくことにより、各部局の連携による相乗効果を上げていくことを期待しているところでございます。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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