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掲載日:2024年12月27日
Q 岡村ゆり子 議員(県民)
本県は、全国一の速さで高齢化が進んでいくと言われております。様々な角度からの高齢者支援は、喫緊の課題であります。
その一つとして課題となってくるのが移動手段です。悲惨な事故などの報道を見聞きすると、運転に不安のある方は運転免許証の自主返納を検討されたり、御家族に促されたり、実際に返納される方もいらっしゃいます。長寿会さんなどで自主返納しようか、でも足がなくなってしまうんだよとおっしゃる方が多いのが現実です。
そのような中で、本県では、シルバーサポーター制度を行っております。本制度は、運転免許証を自主返納しやすい生活環境を整備することにより自主返納を促進し、高齢運転者に係る交通事故の抑止を図ることを目的としたものです。
運転免許証を自主返納した65歳以上の方が加盟事業所で運転経歴証明書を提示することにより、割引などの様々な特典が受けられる制度となっております。
そこで、(1)シルバーサポーター制度の加盟事業所の発掘について。
10月末現在、加盟事業所は317、令和5年度末で310、令和4年度から足止まりをしている状況でございます。本来の警察業務ではないことから、警察がやっていくべきではないと私は思っております。県内企業や商店会などと日頃から接点のある部が事業所を発掘していくべきだと考えておりますが、警察本部長に御答弁を求めます。
A 野井祐一 警察本部長
シルバー・サポーター制度は、運転免許を返納したいと考えている方に対し、自主返納しやすい環境を整備する観点で、運転免許の返納を促す警察として、平成20年より運用を開始しております。
県警察では、協賛事業所拡充に向け、周知チラシの作成や県と連携した配布用のパンフレットを作成しているほか、県警察ホームページにて協賛事業所の募集を実施しております。
そのほか、県民と接する機会の多い警察署の警察職員が通常勤務を通じて、地元の商店や事業所に対し本制度の趣旨を説明するとともに、各種会議や会合等の機会に、働き掛けを行っております。
県警察といたしましては、加盟事業所の発掘について、引き続きあらゆる機会を通じて働き掛けを行ってまいります。
また、県を始めとする本件活動に助けとなり得る関係機関としっかりと連携し、必要な取組を推進してまいりたいと考えています。
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