令和6年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（岡村ゆり子議員）

消防学校の今後について-早期の建替えを-

Q　岡村ゆり子　議員（県民）

るる現在の施設について述べてまいりました。
そこで、知事にお伺いいたしますが、県民の生命と財産を守り抜くためにも、消防学校の施設整備、機能強化、ジェンダーの視点に立った環境整備は急務でございます。早期に建替えをすべきと考えますが、いかがでしょうか、御答弁願います。

A　大野元裕　知事

激甚化・頻発化する災害に対応し、県民の生命・財産を守るためには、消防学校の教育訓練を充実・強化していくことが大変重要と考えます。
先ほど、担当部長からお答え申し上げましたとおり、災害や火災に対応した訓練施設、学生が生活する寮など様々な課題があると認識しており、このことは議員とただいまの質疑においても明らかになったところであります。
これらの課題を適切に対応すべく、本年11月に学識経験者やDX専門家、消防関係者で構成する「埼玉県消防学校再整備基本構想策定委員会」において検討を開始いたしました。
来年度早々にまとまる予定の基本構想を踏まえ、DXの活用などをしつつ、教育訓練施設の充実・機能強化及び環境整備について、しっかりと検討したいと思います。

再Q　岡村ゆり子　議員（県民）

委員会が立ち上がって、また、来年度から早々にというお話がございました。
実際に視察に伺った千葉県では、用地の方がもともと千葉県の方であったにもかかわらず、計画からどんどんやっていくと六、七年はかかってやっと完成をしたということで、時間がすごくかかるものなんですね。ですので、今、知事もおっしゃったように激甚化・頻発化して災害が多発しておりまして、また、日頃からの備え、想像力というのも大切になってくる中で、しっかりとした研修が行える環境を整えていくのは、本当に早くやっていただきたいと思っています。
ですので、いつまでにと今申し上げるのは難しいかもしれないですけれども、時間的なタイムスケジュールとしてどのぐらいの間隔で建替えをしていくか、考えがありましたら御答弁いただければと思います。

再A　大野元裕　知事

ただいま議員からご指摘がありました迅速な整備については、全くそのとおりだと思います。
他方で、私共といたしましては現在、学識経験者や専門家などで構成をする「埼玉県消防学校再整備基本構想策定委員会」において検討を委ねたところであり、未来における必要な状況、さらには、激甚化・頻発化をする災害等の変わりつつある環境等も踏まえて、可能な限り迅速ではあるものの、これらの方々の専門知識について活かすことがやはり適切だと思っておりますので、この構想が来年度早々にまとまり次第、可及的速やかにそれを実現するようなことを検討してまいりたいと考えます。

 

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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