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掲載日:2024年12月27日
Q 岡村ゆり子 議員(県民)
初任教育という新たに採用された全ての消防職員さんに対して行う基礎的教育訓練は、寮生活となります。約6か月間の寮生活ですが、現在4人1部屋でプライバシーは保たれておらず狭く、正直驚きました。女性用も同様です。訓練で疲れた体を癒やすには固過ぎるベッドですし、環境改善が急務であると感じております。
女性職員さんの採用も増加していることから従来のトイレ配置では十分ではなく、3階の教室で研修を行っている際は、1階のトイレまで降りるそうです。それでは、10分間の休憩があっという間に終わってしまいますし、女性特有の体調不良の際にはとてもつらいと思います。
千葉県消防学校は、廊下の仕切り扉で調整が可能となるよう人数に応じて女性専用フロアを簡単に設置できる造りで、寮室は1人ずつパーテーションで区切られ、プライバシーが保たれているものとなっておりました。
他施設とも比較し寮室の改善を行っていかなくてはならないと感じております。課題を認識し改善すべきと考えますが、いかがでしょうか。危機管理防災部長に御答弁を求めます。
A 犬飼典久 危機管理防災部長
消防学校は、国が定める「消防学校の施設、人員及び運営の基準」に基づき、宿泊による教育訓練を前提として運営されております。
寮棟は建設から46年が経過しており、男性用の寮室は、4人部屋で、プライベート空間の確保などが課題となっております。
女性用の寮室は、2人部屋でございますが、定員が12人であるため、女性消防職員の採用増に柔軟に対応できないことなどが課題となっております。
県内消防本部に確認したところ、現在新設している消防署では、夜間に出動する消防職員が仮眠する部屋は個室と聞いております。
このため、県内消防本部からは寮を個室化するよう要望をいただいております。
県といたしましては、消防職員の教育環境の改善や女性消防職員の採用増に柔軟に対応できるよう消防学校の寮について、検討してまいります。
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