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掲載日:2024年12月27日
Q 岡村ゆり子 議員(県民)
今年度より、これまで保護者負担であった県立高校の普通教室の空調施設費及び維持管理費を公費で負担することになりました。昨今の異常な暑さを考えると、空調設備は早急に行っていかなくてはなりませんが、特別教室や実習室の設置率は普通教室に比べ低い状況にございます。
工業高校は様々な機器があり、暑さに弱いものもあります。また、実習内容によっては体を守るため、どんなに暑くてもつなぎを着用しなくてはならないそうです。
視察をした際に生徒さんとお話をすると、「熱中症になり保健室で過ごした」「実習記録を付ける際に温度や湿度を室温計を基に記録をするのだが、高温過ぎて測定不能になった」「暑過ぎて実習できず、涼しい部屋でほかのことをやった」ということを伺いました。これは、生徒の心からの声であります。
教育長、特別教室や実習室にも空調を早急に整備すべきと考えますが、いかがでしょうか、御答弁願います。
A 日吉亨 教育長
工業高校においては、約4割の特別教室や実習室に空調設備が整備されております。
また、未整備の教室で夏場に実習を行う場合、教員は教室内の環境や、生徒への水分補給に留意して、熱中症の防止に努めております。
一方、議員お話しの生徒の声や、近年の夏場の暑さを考えると、特別教室や実習室への空調設備の整備を進めることが望ましいと認識しております。
現在、県立学校の施設については、特別支援学校の整備を計画的に実施しているほか、校舎の老朽化対策なども必要な状況です。
工業高校を含めた県立高校における特別教室や実習室の空調設備の整備については、財源の見通しを含め、その手法について検討してまいります。
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