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「埼玉県アライチャレンジ企業」として登録された「株式会社埼玉りそな銀行」のインタビューを掲載しています。
企業等名 | 株式会社埼玉りそな銀行 |
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所在地 | さいたま市浦和区常盤7丁目4番1号 |
業種 | 金融業、保険業 |
従業員数 | 5,000人以上 |
ホームページ | https://www.saitamaresona.co.jp/ |
事業内容 |
埼玉りそな銀行は金融サービス企業として、個人のお客さま向けには、投資信託や住宅ローン、ビジネスローンなど、さまざまな商品・サービスをご用意しております。 これからも、埼玉県の皆さまに信頼され、地元埼玉とともに発展する銀行を目指し、お客さまとのワクワクする未来のために挑戦し続けます。 |
埼玉県アライチャレンジ企業にインタビュー「Vol 8 株式会社埼玉りそな銀行」(別ウィンドウで開きます)
りそなグループでは性的指向や性自認に関わらず誰もが仕事も生活も充実させ、自分らしく活躍できる職場づくり・社会づくりに取り組んでいます。その一環として全従業員を対象にLGBTQの人権尊重に向けた啓発研修を毎年継続して実施しています。
毎年アライ宣言者を募集しており、アライ宣言者には「アライシール」を配布しています。デスク周りなど自身の持ち物への貼付を奨励しており、アライであることを積極的に表明することをサポートしています。
また、2013年11月より既存の服装ルールであったスタイルブックを廃止いたしました。制定当初は、スーツやネクタイ着用等のフォーマルな服装が基本的なスタイルでしたが、多様化が進み、服装に対する社会の受け止め方が大きく変化していることを受け、従業員の服装に対する価値観を尊重し、自律性の向上や、より自由な発想を持って、パーパスに掲げる「金融+で、未来をプラスに。」を実践していくことを目指し、就業中の服装に関するルールを見直しいたしました。
さらに、会社が利用している福利厚生サービスの運営会社に働き掛け、同性パートナーも家族として利用可能にしていただきました。
採用活動においては、エントリーシートの性別記載欄を「男性」「女性」「選択しない」の3種類にしています。
2021年8月から、同性パートナーを対象としたペアローンや同性パートナーを収入合算者・物上保証人とする住宅ローンの取扱いを開始しています。
毎年全従業員を対象に実施しているLGBTQの人権尊重に向けた啓発研修やアライ宣言者の募集により、性の多様性に対する正しい理解は着実に進んでいます。関連するものとしてアンコンシャス・バイアスに関する研修も行っており、無意識に当事者の方を傷つけることのないような配慮が進んでいます。
そういった取組の成果により、プライド指標「ゴールド」を8年連続で受賞しています。
グローバル化の進展や人口構造の変化、AIの発達、気候変動等、急速に変化が進む現代において、弊社がお客様の喜びにつながる新しい価値を提供していくためには、過去や慣習にとらわれず、常に変革に挑戦することが必要だと考えています。
当社は新たな価値創造や変革への挑戦に向け、性的指向や性自認に関わらず、多様な人材が相互に尊重し合い、最大限能力を発揮できる企業へ進化することを目指していきます。
今後も性の多様性を尊重し、誰もが自分らしく輝ける社会の実現に向けて、県内企業の皆様と共に歩んでまいります。
取材日 令和6年12月26日
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