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掲載日:2022年6月21日
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飯能市に新規参入して4年目の水井さん。夏場はスイートコーン、冬から春はブロッコリーを生産しています。
水井さんは東京都の出身ですが、子どもの頃から体を動かしながら屋外で働く仕事に就きたいと思っていたとのこと。そのため、森林管理や建設業などの仕事を経験してきました。
埼玉県へ移住してきたのもこの頃。奥多摩周辺を職場としていたことが、清流『名栗川』のせせらぎが聞こえる山間地・飯能市赤沢地区に居を構えるきっかけとなりました。
30歳を過ぎた頃、家庭菜園などを通じて野菜を育てる面白さに強く惹かれ、32歳で埼玉県農業大学校実践コース(一年課程)に入学、農業を自分の仕事とする道を歩み始めました。大学校卒業後は『いるま地域明日の農業担い手育成塾』の塾生となり、飯能市内で2年間の実践的な農業研修を積んだ後、平成29年4月に正式に就農しました。
水井さんは、担い手育成塾在塾中から、特に指導者から経営感覚に優れていると評価されていて、これは安定した経営を実現する中で、生産にあたってはしっかりと原価計算を行っていました。また、農作業安全に配慮した作業環境を整えることにも気を使っていたからです。
就農を決めた頃にはすでにお子さんもいらしたことから、家族を養うためにしっかりやるしかない。そんな気持ちが、経営力向上の原動力になったのでしょうか。
山間地にある自宅から平地のほ場までは、片道車で30分以上。それでも自分のこだわりである『鮮度』を確保するため、朝の収穫と当日中の出荷を心掛けてきました。昨年からは、小・中学校の後輩が一緒に仕事をしてくれるようになったため、さらに効率よく出荷できるようになりました。
昨年9月には3人目のお子さんが誕生、ますます家族に対する責任が重くなりました。自分だけでなく家族や一緒に働く後輩の生活を守るため、しっかりと続けていける農業経営を実現することが目標とのことです。
最後に、「自分のブロッコリーとスイートコーンは新鮮さが『売り』。是非、飯能市周辺の皆さまに食べていただきたい」とのメッセージをいただきました。一層の活躍に期待です!
【地域農業を担っている現在】
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