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掲載日:2022年6月21日
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平成30年3月に農業大学校を卒業して就農した中野さん。祖父は農業を行い、近隣も農家が多い環境で農業を目指すことは中野さんにとって自然だったとのことです。
ーおいしそうなカリフラワーですね。
近年、カリフラワーが消費者に見直され、需要が高まっています。収穫時期が早いものから遅いものまで異なる品種を栽培することで長い期間出荷できます。
ー地域特産物の「くわい」にも取り組まれています。
しばらく我が家では栽培がとだえていました。しかし、就農にあたりくわい栽培を地域の方と一緒に取り組んでいきたいと考え、平成30年から栽培を復活させました。
水管理が難しいことに加え、一般的な作物ではないので情報が得にくいこともあって、栽培は手探りで行なっていますが、これからも地域の特産物の振興のために作り続けていきたいと考えています。
ー農業の魅力ってなんでしょう?
自分で作付けや作業スケジュールを計画し、実行できるところです。経営全体を自分で管理しなければならないところは難しいですが、やりがいがあります。
ー中野さんは、うまくいかない時も必ず解決策を考えているようですね。
うまくいった時もそうでない時もその要因を探り、次に生かすようにしています。初めてのことが多く、また失敗も多くありますが、すべて経験だと思い、改善に向けて日々奮闘しています。
ー中野さんの野菜はどこで買えますか?
「木崎ぐるめ米ランド」などJAさいたまの直売所に出荷しています。これからの秋冬期はカリフラワー、ブロッコリー、ねぎ、くわいを販売します。
ー青年組織の活動にも積極的に参加していますね。
さいたま市4Hクラブに加入して活動しています。平成30年度と令和元年度は埼玉県青年農業者研究大会の実行委員をしており、その活動を通じて地元だけでなく県内に仲間ができました。令和元年度は関東大会が埼玉県で開催され、実行委員で運営を経験したことも大きな自信となりました。
就農後、ひとまわり成長した中野さん。これからの活躍を期待しています。
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