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掲載日:2022年6月21日
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児玉さんの家は農家ではありませんでしたが、就農前に読んだ「自然農」(川口由一著)の本に感銘を受け、自分も自然の中で暮らしたいと感じ、農薬や化学肥料を使わない農法にたどり着きました。そして、静岡県の有機農業に取り組む農業法人で3年間研修を行い、2008年に出身地ときがわ町で就農しました。
「自分が畑にいて心地よい環境を作ること、足を運びたくなるような畑づくりをすること、それが農作物の健康や食べた時のおいしさにつながっていると思っている。」と、児玉さんは話していました。
現在児玉さんは、季節に合わせて年間40品目程度の農作物を栽培しています。丹精込めて作った米や野菜は保育園の給食の食材として使われています。また、大豆や小麦等は地元の豆腐店やパン屋に原料として提供しているほか、麦茶や、きなこ、乾麺等に委託加工し、野菜等とともに、ときがわ町にある直売施設「ふれあいの里たまがわ」で販売しています。
さらに、毎週日曜日には地元の有機栽培農家グループ「ときのこや」の仲間と販売会や勉強会、情報交換を行っています。感謝祭等のイベントを開催し、地元のみならず、県内外の多くのお客様達で賑わい交流を深めています。
(写真 販売している野菜 オクラ、なす、とうがらし)
(写真 麦茶、きなこ、乾麺)
今後は、一つ一つのほ場の管理をもっと丁寧に行うこと、田んぼで米、麦、大豆を2年3作の輪作体系で栽培すること、もっと地元で田んぼを増やすこと等を考えているとのことでした。
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