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掲載日:2022年6月21日
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非農家出身の燕昇司さんですが、かねてから農業に取り組みたいという夢がありました。大学卒業にあたって就農相談を重ねましたが、当時は非農家出身者の就農には農地確保や資金の壁が大きく立ちはだかり、とても現実的ではない状況だったそうです。
そこで、大学卒業後は農業法人や農業資材の販売店に勤務し、営農資金を蓄え、準備をすすめました。販売店での勤務経験は、さまざまな営農事例の情報を吸収することができ、よい勉強になったと振り返っていらっしゃいます。
十分な準備期間を経て、叔父が所有する行田市内の農地を借り、平成27年4月から営農を開始しました。現在は、パイプハウスを利用したトマトやきゅうり、露地ではにんじん等の生産に取り組んでいます。
販売は市内をはじめとするスーパーが中心で、当初は売り場確保のための営業活動に苦労されたそうです。現在では信頼関係が築かれ、まとまった量の取引を期待されるようになったことに手応えを感じているとのこと。
おひとりで始めた農業ですが、販売店勤務時代につながりのできた県内各地の生産者とのネットワークを大切にし、市内の若手野菜生産者とも良い関係を築いています。
就農から4年が経過しようやく先が見えるようになったので、5年目となる今年は挑戦の年にしたと話す燕昇司さん。挑戦の第一弾としてにんじん生産用の機械を導入し、作付面積を拡大しました。
今後は、従業員の雇用による生産体制の強化や端境期向けの新たな品目の導入検討などを通じて、自身が思い描く経営の実現にむけ、一歩一歩前進していきます!
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