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掲載日:2022年6月21日
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羽生市で祖父の代から水稲と施設きゅうり栽培をしていた間篠家。そこで生まれ育った仁史さんは、小さいころから田植えや稲刈りの手伝いをする中で、自然と農業を受け継ぐことを志し、平成14年に就農しました。
仁史さんが就農するちょうど半年前、羽生市ではきゅうり・なすの選果施設ができました。これによって、今まで必要だったきゅうりの箱詰め作業がなくなり、できた時間で水稲や小麦の栽培面積をどんどん増やし、水稲は就農時の5倍、小麦は2倍にまで拡大しました。
就農した当時、羽生市には4Hクラブなどの青年農業者の組織がありませんでした。「地元羽生市を盛り上げていく組織がほしい!」と思い、同じ考えの仲間5人と平成22年に「羽生市青年農業者会議」を発足させました。発足当初から役員を務め、平成26年からは会長を2期4年、務めました。市内の「コスモスまつり」や「農業まつり」へも参加し、羽生市の農業を積極的にPRしています。今ではメンバーも増え、十数名で活動しています!
3年前に奥様の妙子さんと結婚。妙子さんからの「こんなにおいしいお米なんだからお客様に直接売ってみようよ!」「自宅まで届けてくれると嬉しいよね。」「もっと少ない量で買いたいお客さんもいると思う。」など、非農家出身ならではの率直な意見は、ずっと農家で育ってきた仁史さんにとって、とても新鮮に感じたといいます。それならお客様の家までお届けする直売をやってみようと、直売・直配を開始。実際に始めてみると、お客様の反応がダイレクトに伝わりとてもおもしろく、今では夫婦二人三脚で、「人とのつながりを大切に」「一人でも多くのお客様に」「玄関までお届け」「小分けでの販売も」をモットーに、直売に力を入れています。
今後も、「仲間と一緒に羽生市を盛り上げていきたい」「お客様に直接お米をお届けしたい」という方針を大切にしたいという仁史さん。そして将来は「福祉と農業の架け橋活動」にも取り組みたいとのこと。今も直売を通じて知り合った盲学校の手作り品の販売をとおして連携をしているそうですが、今後は農業体験の受け入れなどの活動をもっと広げていきたいと笑顔で語ってくれました!今後も活躍に期待です!
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