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Q 柿沼貴志 議員(自民)
ギャンブルを含め依存症は「否認の病気」と言われるように、御自身で依存症であることを認めにくい側面があります。加えて、インターネットを利用したギャンブルによって高額な借金を抱え、経済的に困窮する依存症者やその御家族も少なくありません。
ギャンブル依存症者は、借金や御家族の関係悪化などから鬱状態に陥るケースも多く、様々な問題を抱えているのが現状です。こうした状況を踏まえ、ギャンブル依存症は個人の力だけでは克服が難しいケースが多く、回復には支援団体や関係機関の連携が不可欠となります。
そこで、今後どのように連携強化をしていくのか、保健医療部長にお考えを伺います。
A 表久仁和 保健医療部長
ギャンブル依存症は、議員のお話にもあるように、個人や家族の力だけでは回復が難しく、適切に支援者とつながることが重要です。
県では、医療機関、支援団体、相談機関、公営競技事業者等から構成された「埼玉県ギャンブル等依存症専門会議」において、それぞれの課題を共有し、課題解決に向けた意見交換を行うなど、顔の見える関係を構築しています。
今年度の会議では、ギャンブルによる借金額の増加や自殺のリスクについての意見があり、これをきっかけに、経済的問題や心の健康問題をワンストップで相談できる「暮らしとこころの総合相談会」と「ギャンブル依存症問題を考える会」との連携が始まったところです。
今後も支援者同士がつながることで、本人や家族等が必要な支援をより円滑に受けられるよう連携の強化に取り組んでまいります。
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