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掲載日:2024年12月27日
Q 千葉達也 議員(自民)
現況以上にイノシシの生息地が南下し、加須市内に大きく広がりますと、人的被害や更なる農業被害がどうしても避けられないと懸念されております。当面の策として、草刈りの頻度を高めたり、侵入防止ネットやわな設置のための重点的支援を実施するなど、人的被害や農業被害を防止するための対策をお願いしたいと思いますが、まずは人的被害の防止について、環境部長のお考えをお伺いいたします。
A 石井貴司 環境部長
人的被害の防止のためには、イノシシが人の生活圏に容易に侵入できないよう、生息しやすい環境を極力除去することが肝要です。
県では、今年度新たに、河川管理者である国、加須市、猟友会及び地元住民などで構成した「利根川及び渡良瀬川堤外におけるイノシシ捕獲対策会議」を開催したところです。
この対策会議では、専門家の意見を参考に、堤防下の河川敷の一部も草刈りを行い、イノシシの隠れる場所をなくし、堤防に上がりにくくするといった工夫など、北川辺地域への侵入防止に関する実践的な対策について協議を行いました。
通常、河川管理者による草刈は4月から12月まで年3回実施しておりますが、本年11月には、この対策会議での協議を踏まえた方法により草刈を実施したところ、地元からは、河川敷でのイノシシの出没件数が減少したと伺っております。
今後とも、効果的な草刈りの実施やわなの設置などイノシシの侵入対策については、この会議を通じて協議、検討を行い、イノシシの人的被害防止に努めてまいります。
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