トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和6年12月定例会 > 令和6年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 12月11日(水曜日) > 千葉達也(自民) > 令和6年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(千葉達也議員)
ここから本文です。
ページ番号:262878
掲載日:2024年12月27日
Q 千葉達也 議員(自民)
RTK基地局は、地上に設置され、位置情報データを発信する基地局で、この基地局から発信される補正信号により、GPS測位の精度を向上させる技術であると認識しております。
使用するRTK基地局の性能によって必要個数や間隔は異なりますが、様々な県で設置を行っております。例えば、宮城県では県内7か所設置で、福井県では県内5か所設置で全県を網羅していると伺っております。本県においても、RTK基地局の設置を積極的に進めていくべきと考えますが、農林部長にお伺いいたします。
A 横塚正一 農林部長
県全域でRTK基地局を整備している県では、大区画化でスマート農機を利用しやすい環境となり、設置要望が多数寄せられるなど、利用者が多く見込まれたことが設置理由となっています。
それに対し本県では、ほ場整備事業の推進に当たり基地局設置の意向確認を行っていますが、地域からの要望はない状況です。
他方、民間の基地局や携帯キャリアのRTKサービスが県全域をカバーし、月額数千円から、かつ短期間の契約が可能です。
このため県としては、生産者が経営状況に適した通信方法を選択できるよう、県のスマート農業普及推進プラットフォームを通じて様々なRTKサービスの情報や事例を提供してまいります。
また、スマート農機の性能が発揮しやすいほ場の大区画化などに合わせ、積極的にスマート農業を推進し、地域の必要性に応じたRTK基地局設置を含む環境整備については、国の事業の活用などを支援してまいります。
なお、令和6年10月施行のスマート農業技術活用促進法では、国が高度情報通信ネットワークの整備に努めることとなっているため、国の動向を注視し、情報把握に努めてまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください