トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和6年12月定例会 > 令和6年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 12月11日(水曜日) > 千葉達也(自民) > 令和6年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(千葉達也議員)
ここから本文です。
ページ番号:262866
掲載日:2024年12月27日
Q 千葉達也 議員(自民)
次に、人事一元化の導入に向けた具体的なスケジュールの検討状況について、産業労働部長にお伺いいたします。
A 目良聡 産業労働部長
検討委員会では、課題として洗い出した人事異動ルールの策定、勤務条件の統一などの対応方策案について、令和6年度中に商工会全体としての意思決定を目指しています。
承認が得られた際は、令和7年度に関係規程の整備や、各商工会の職員を商工会連合会に転籍する手続きなどを速やかに進めていく方針です。
その際には、先ほども答弁いたしましたとおり、給与格差などの諸課題があり、解決には一定の時間を要するものと考えています。
しかしながら、人事一元化を早く前へ進めることが重要と考えておりまして、給与水準の差が少ない商工会同士の人事異動や、派遣元給与負担の人事交流を組み合わせるなど、できるところから少しずつ人事異動を実施しつつ、課題解決に向けた議論を並行して進めるよう、商工会連合会及び商工会に働きかけてまいります。
再Q 千葉達也 議員(自民)
全体のスケジュールについてですが、8年に一応実施というふうな今、回答を頂いたと思います。私は、職員とか商工会員の皆さんの意識改革が一番重要なピースだというふうに考えております。その意識改革を踏まえて、スケジュールについて、早々に8年から実施することが妥当とお考えなのか、もう一度、産業労働部長にお伺いいたします。
再A 目良聡 産業労働部長
人事一元化につきましては、令和4年の5月に県が検討を要請して以来、十分検討の方はいただいているのかと思っております。
商工会連合会および商工会の職員の皆様には、改めて人事一元化の目的や効果を正しく認識いただいて、自らのためにも積極的に推進いただければと思っております。
また、会員事業者の御理解も重要でありますので、事業者の中には、たとえばこれまで相談していた職員が異動することなどに不安を感じる方もおられるかと思います。
各商工会におかれましては、そうした事業者に対して、人事一元化の目的や効果など新たな風が入ることで支援機能が強化されることを丁寧に説明いただきまして、また事業者の支援にあたりましては、個人プレーだけでなく、組織として対応するという風土づくりを築いていかれるよう働きかけてまいります。
今後さらに議論を重ねながら、まずはできることから進め、事業者、全ては県内中小事業者のためにという観点から考えてまいりたいと考えております。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください