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掲載日:2024年12月27日
Q 渡辺聡一郎 議員(自民)
ナイトタイムエコノミーとは、午後6時頃から翌朝までの夜間の時間帯に観光や飲食などの活動を促し、経済を活性化させようというものです。昨年から新型コロナウイルスが5類感染症に移行したこともあり、夜間の経済活動が再び活発になっております。
以前、我が会派の細田善則議員からもナイトタイムエコノミーの推進によるインバウンド増加策について質問がありました。ナイトタイムの経済活動は、大都市で重要視されており、東京においては夜の観光大使ナイトアンバサダーが情報発信を行ったり、また、都庁をゴジラのプロジェクションマッピングで彩ったりするなど、夜の経済を盛り上げる、そうした取組が注目されております。
埼玉県のナイトタイムエコノミーの情報発信やプロモーションは、まだまだ不足しているというふうに考えます。まずは、SNSやインフルエンサーを活用した情報発信を強化し、官民連携によるコンテンツ創出などのプロモーションを図ることが必要と考えます。埼玉県の夜を更に盛り上げ、経済活動の活発化を図ることができないかと考えますが、知事の所見をお伺いいたします。
A 大野元裕 知事
ナイトタイムエコノミーは、宿泊、飲食、交通など幅広い分野に波及し、消費拡大が期待できることから、コンテンツをPRし、多くの方々に楽しんでいただくことで本県経済の活性化に資すると考えます。
先般、日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたばかりですが、お酒は食事や宿泊との相性が良く、ナイトタイムエコノミーの観点から有力なコンテンツであります。
そこで、県公式観光サイト「ちょこたび埼玉」では特設ページを開設し、埼玉のお酒を求め、夜の街へ繰り出していただけるようPRをさせていただいております。
県内では、提灯を片手に川越の蔵づくりの町並みを着物姿で歩くイベントや、秩父地域の氷柱や行田の花手水のライトアップなど、各地域で工夫を凝らした取組が夜のにぎわいを創出しています。
さらには、県内の商店街でも様々な夜間のイベントが開催されており、例えば、地域住民が地元の飲食店で食べ歩き・飲み歩きをする街バルや、秩父市の「みやのかわナイトバザール」、熊谷市の「星川夜市」といったにぎわい創出イベントには、多くの方々が参加しています。
県としても、秩父地域の氷柱ライトアップや「りそなコエドテラス」の紹介など、夜間の観光振興に努めております。
このように、地域が磨き上げた夜に楽しめるコンテンツを、県が広くプロモーションすることで、ナイトタイムエコノミーを推進したいと思います。
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