トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部 > 企画財政部の地域機関 > 北部地域振興センター本庄事務所 > ~神川町地域おこし協力隊(梨農家として就農を目指す・田口友理さん)~
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掲載日:2024年12月3日
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神川町の特産品である梨。梨農家の後継者不足に悩んでいる神川町では、梨農家で就農を目指す人を地域おこし協力隊として募集。2021年10月から活動している田口友理(たぐちゆり)さんは3代目の協力隊員として梨栽培を学んでいる。この秋には3年間の活動期間を終え、現在学んでいる山田忠夫さんの梨園を借りて梨農家として独立する予定となっている。神川町に移住し梨農家としてスタートする田口友理さんにお話しを伺った。
田口さん
川越市の出身で、大学卒業後理学療法士の仕事を山梨でやっていました。当時から、福祉と農業の関わりに関心があり、地域に入って何かできないかと考えていた時、神川町の梨農家を目指す地域おこし協力隊の募集を見て応募しました。
お世話になっている梨農家の方や役場の方、県農林振興センターの方など様々な方のサポートがあり、毎日が興味深い事ばかりで大変なことは少ないですが、夏場の収穫時期は、今までみたことがないほど汗をかき(笑い)体力的につらかったです。
小学校から高校までバレーボール漬けの毎日でした。ただ、いろいろなことに興味を持つ性格で、現在は女性消防団やスポーツ推進委員の活動もやるなど、人と会うのが楽しく精力的に活動しています。
田舎と都会の良いとこ取りができる住んでいて面白い町だと思います。特に神泉地域は自然が素晴らしいです。また、人のつながりがあるところが魅力的です。
神川町でも梨農家が高齢化で減ってきています。梨農家が残っていけるように梨を軸に神川町をPRして盛り上げていきたいと思っています。また、福祉とまちづくりを絡め、梨に関わる人を増やしていきたい。仕事を辞めて家から出る機会の少なくなった高齢者に梨農園で作業をしてもらったり、施設の障害者を雇用したり、子供たちに梨のことを知ってもらい若い人たちの雇用や就農につなげられるような関わりができたらいいなと思っています。
まず、気軽に神川町に来て梨農家での体験や見学をしてみて欲しい。
実際に来てみると色々なことが解ってより理解が深まると思います。
神川町役場のほか、私に相談していただいてもいいです。
梨農家の山田さんと田口さん
笑顔がとても印象的。好奇心旺盛で熱い思いを持った誰もが応援したくなる素敵な女性でした。自分のやりたいことがはっきりしていて、それが言葉にすっと出る。ただただ驚くばかりでした。今後の活躍が楽しみです。
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