「標語」がつなぐ、住民の思い（上里町　男女共同参画社会標語　展示会）

　上里町内7校の児童・生徒を対象に、上里町女性会議の皆さんが「男女共同参画社会」の標語を募集したところ1,012件の応募がありました。標語は、3月1日から上里町役場1階町民ホールで展示されています。

　今回、この展示会を開催した上里町女性会議は、平成8年に設立された団体であり、男女共同参画社会を実現するための活動を行っています。

　男女共同参画社会の標語を募集したのは、今回が初めてであり、町内の多くの子供たちに応募いただいたことに感謝しているとのことでした。

　作品は、固定的な性別役割分担意識や性差に関する偏見を解消したいという、若い世代からの思いであふれています。上里町女性会議 会長の仲井 静子さんは、「学校の協力もいただき、素晴らしい作品が集まり良かった。男女共同参画社会について考えてもらうキッカケにしてもらえれば」と述べていました。また、副会長の片倉 す寿子さんは、「未来の為に今があるという前向きな気持ちで会の活動にみんなで取り組んできた」とお話していました。

　男女共同参画社会を実現するためには、若い世代を含めた多くの人達の取組や意識改革が大切です。今回の展示会は、たくさんの小中学校の児童・生徒の皆さんの気持ちを感じることのできるものでした。

　展示会は、上里町役場1階町民ホールで令和6年3月10日（日曜日）まで実施しています。是非、お越しください。