トップページ > 健康・福祉 > 医療 > 感染症対策 > 新型コロナウイルス感染症-埼玉県の新型コロナ情報- > 新型コロナウイルス感染症に関する知事発言等について > 定例記者会見の知事発言内容(2月6日)(テキスト版)※抜粋
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掲載日:2024年2月6日
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お疲れ様でございます。
本日は私から何点か、まずご報告をさせていただきたいと思います。
まずは、2月5日から6日にかけての降雪による被害等についてであります。昨日5日から降り始めた雪については、気象庁アメダスによりますと、最大積雪深は熊谷で11センチ、秩父で27センチ、そして、さいたまで8センチを観測をいたしました。県におきましては、昨日2月5日午前11時53分の大雪注意報発令により情報連絡室を設置をいたしました。さらに、夕方、午後6時3分に大雪警報が発令されたため、その時点で、全庁体制の災害即応室に移行し、被害情報の収集等の対応を行ってまいりました。県民の皆様には、熊谷地方気象台からの情報をもとに、県公式のラインやSNSなどで注意喚起をさせていただきました。被害状況についてご報告をさせていただきますが、現時点で判明されているものとご理解をいただきたいと思います。被害状況ですが、人的被害については、軽傷が53名であります。主に、歩行中の転倒であったり、雪道走行中のスリップ事故等によるものであります。住家の被害はありませんでしたが、降雪による倒木については、8市、4町から報告がありました。また、交通につきましては、電車では復旧をしておりますけれども、埼玉新都市交通株式会社が丸山駅・内宿駅間において、本日の午後1時から2時半まで、ついた雪を取り除く、これ、午後の夕方の通勤通学時間に支障を及ぼさないために、部分運休を新たに実施するという報告がありました。また県管理道路、道路ですけれども、今回の雪では、通行止めが9か所ございました。車線規制も2か所ありましたが、通行止めについては、9か所のうち7か所が解除済みであります。車線規制についても、全てが解除となっております。なお、この残りの2か所の通行止め箇所でありますけれども、倒木の処理が完了次第、解除をする予定となっています。農業分野では、農業用のハウスや果樹の防災網、いわゆる雪を止めるためのネットですね、これの支柱に損傷があるといった情報が入っておりますが、その他の状況も含め、現在調査を引き続き進めているところでございます。
次に、「県内企業の魅力発見!~埼玉で働こう~」と題して、大学生等の若者への就職支援の取り組みにつき、紹介させていただきます。令和7年3月卒業予定の大学生に対する企業説明会、この実施が来月より解禁となります。大学生の就職活動、いわゆる「就活」が本格的にスタートすることになります。本県では、魅力的な県内企業の存在が必ずしも学生に知られていない状況にあるため、学生を始めとした若い方々に、県内企業の魅力を発見し、自分にぴったりと合った企業を見つけていただきたく、県内企業と学生の出会いの機会を増やすとともに、県が発信する就職支援サービスの情報を多くの学生の方々に直接届くようにしたいと考えています。そこで、来春卒業生の就活スタートに合わせて実施をする、県内企業の魅力を発信をいたします「埼玉県企業ガイド」のウェブサイトの公開と、若者と企業との交流イベント「ジョブフェス埼玉2024」について、ご説明したいと思います。まず、「埼玉県企業ガイドをリニューアル!」でありますけれども、これまで「埼玉県企業ガイド」は冊子でありました。これをウェブサイトとしてリニューアルいたします。そして、就職活動を行う大学生等の若者がスマートフォンで気軽に、かつ簡単に県内企業の情報にアクセスできるようにいたします。掲載企業でありますけれども、製造業、卸・小売業、建設業など約400社でありますけれども、来月3月1日に公開をする予定であります。この「埼玉県企業ガイド」ですけれども特徴が3つあります。
1つ目「学生向けに魅力発信」でありますけれども、ウェブサイトの学生が取材した企業の魅力の項目で、大学生が企業を取材して作成したコラムを掲載します。また、先輩社員からのメッセージの項目では、すでに各企業で活躍されてる社員のかたが、仕事の魅力や自社の社風などを紹介するものであり、「学生の目線」、あるいは「学生に近い目線」から県内企業の魅力を発信しようとするものであります。次に、特徴、2つ目「就活に役立つ情報」でありますけれども、ウェブサイトの中には、就活に役立つ情報の特集を設けてあります。例えば、「就活成功のポイント」におきましては、就職活動を行う誰もが経験する会社選び、面接試験対策に加え、自己分析などに関する一般的なアドバイスが行われます。また、採用担当者とのQ&Aの項目では、学生からの質問に、県内企業において実際に採用に関わっている担当者が、回答いたしますので、就職活動に関する疑問や不安の解消に繋がる内容となっています。さらに、最後の3つ目「充実した検索機能」ですけれども、ウェブサイトに今回リニューアルをしたことによって、業種、あるいは地域などで絞り込みができるほか、学生さんたちの関心が高い、インターンシップ実施企業を検索することもできるなど、利便性が向上をいたしました。
次に、「ジョブフェス埼玉2024を開催」であります。このイベントは、令和7年3月に卒業予定の大学生を主な対象に、合同企業説明会を開催をいたします。また、令和7年3月卒業予定者だけではなくて下級生の方々も参加して、インターンシップの実施予定などの説明を聞くこともできます。開催日時ですが、令和6年3月4日11時より、会場ですがソニックシティの地下1階、地下展示場であります。埼玉県企業ガイドに掲載されている県内企業から100社が出展をいたします。当日は、これら100社のブースにおいて、それぞれの採用担当者と近い距離で交流し、知りたいことを直接質問をしたり、或いは入社後の不安解消に役立つ話を聞くことができると思います。このほか、「ゲスト企業社員による講演」では、りそなグループなどの先輩の社員から、仕事の面白さ、休日の楽しみ方などのお話を聞くことができます。また、「面接力向上セミナー」におきましては、企業が必要とする人材のポイントなども分かる講座も開設をいたします。なお、イベント開催に先行し、明日7日から、参加企業のPR動画を順次公開いたしますので、是非ご覧をいただき、あらかじめ先行研究、会社研究を進めていただきたいと思います。昨年11月に実施した知事と埼玉大学学生の意見交換会での提言においては、このジョブフェス、県主催イベントを学生に周知する際、『学生が自分事、つまり「自分が対象者」だと思えるようメッセージを工夫してほしい』とか、或いは「インターンシップの希望先企業に一括で申し込みをさせてほしい」。こういった提言がありました。提言を踏まえ、学生に見てもらえるように工夫した開催案内のメッセージを、埼玉大学をはじめとする大学のキャリアセンターを通じてご案内いたします。また、インターンシップについては、埼玉大学の学生から提言された一括での申し込みまでは対応できませんでしたが、検索結果の希望先企業の一覧から個々に企業を選択をし、申し込みができる。つまりインターンシップを行っているところが検索で出てきて、その中から選んでいただくというやり方にいたしました。なお、県への政策提言をいただきました、埼玉大学経済学部齋藤友之教授のゼミナールの皆様をはじめ、知事と埼玉大学学生の意見交換会に関係した学生、教職員の皆様に対して、この場をお借りをし、改めて御礼を申し上げたいと思います。
県では、就職活動をする若者の皆さんに、自分にピッタリな企業を見つけてほしいと望んでいます。今回紹介をした「埼玉県企業ガイド」や「ジョブフェス埼玉2024」をご活用いただき、県内企業の魅力をご存知いただくことで、是非とも埼玉県の県内企業への就職、「埼玉で働く」ことも皆さんの選択肢の1つに加えていただきたいと思います。
次に、「冬の感染防止対策について」であります。新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの感染症患者が増加しています。1月22日から28日までの新型コロナウイルスの定点当たりの報告数は、19.16となり、10週連続で増加となりました。また、季節性インフルエンザですけれども、一旦は下がる傾向が見られましたが、先ほど申し上げた1月の終わりの定点当たりの報告数は24.28となり、3週連続で再び増加に転じています。そして、その多くがインフルエンザのB型が増えてきています。現時点で外来がひっ迫していると回答する医療機関は少なく、重症患者が増えている状況にはありません。新規陽性者は増えてはいますが、感染が深刻な状況に陥っているとは言えないと思います。しかしながら、引き続き感染動向を注視する必要があると思います。
これから、学生の皆さんにとっては、入学試験等が来る時期です。そして、春を迎えると、多くの出会いや或いはイベントもあるでしょう。こういった大切な時期でありますので、県民の皆様には引き続き日頃からの室内の換気や手洗いなど、基本的な感染防止対策をお願いをいたします。また、ご自身の調子が悪い時には、重要な用があったとしても是非外出は控えていただき、体調が悪化した時には、診療・検査医療機関を受診していただきたいと思います。そして受診を迷う場合には、「埼玉県コロナ総合相談センター」、この電話番号(0570-783-770)に電話をしてください。さらに、高齢者或いは基礎疾患のある方については、重症化を予防するとされているワクチン接種も重要であります。新型コロナウイルスの無料接種は3月31日。無料接種は3月31日までですので、まだ接種をしていない方で、ご希望される場合には、是非年度末に入る前余裕を持って、接種をお願いをいたします。
次に、「全国植樹祭のPR」であります。すでにご案内の通り、第75回全国植樹祭が令和7年春、埼玉県で開催をされます。「人・森・川 つなげ未来へ 彩の国」を大会テーマとし、秩父ミューズパークを式典の会場に実施をいたします。開催準備につきましては、私が会長を務めている「第75回全国植樹祭埼玉県実行委員会」を中心に進めております。気運醸成につきましては、会場は確かに秩父ミューズパークですけれども、埼玉県全体で盛り上げたいということで、これまで実行委員会におきまして、シンボルマーク或いはポスター原画などを決定し、PRに活用させていただいています。このたび、このシンボルマークをデザインに使い、ピンバッチを作成をいたしました。今、私も着用させていただいているこれが、そのピンバッチであります。皆様のお手元にもお配りをさせていただいておりますので、是非ご着用をいただきたいと思います。県の幹部職員が着用するほか、実行委員会委員の皆様などにも着用をお願いをし、埼玉全県でこの植樹祭への気運を盛り上げていきたいと思います。是非、県民の皆様にも、今後開催する気運醸成イベント等において、全国植樹祭のSNSをフォローしていただいた方などに配布いたしますので、楽しみにしていただきたいと思います。
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