トップページ > 健康・福祉 > 医療 > 感染症対策 > 新型コロナウイルス感染症-埼玉県の新型コロナ情報- > 新型コロナウイルス感染症に関する知事発言等について > 定例記者会見の知事発言内容(5月25日)(テキスト版)※抜粋
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掲載日:2021年5月25日
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お疲れさまでございます。
私の方からご報告を何点かさせていただきたいというふうに思っております。本日、ご報告をさせていただきたいと思っておりますのは、こちらに出ておりますけれども、今日から予約の受付が開始をされました、埼玉県高齢者ワクチン接種センターについてを、最初にご報告させてください。今日の午後1時から予約サイトを開設いたしました。今回、受付をしておりますのは、初日となります6月1日から15日までの分についての予約を開始をいたしました。なお、第2回目の予約受付としては、6月16日から30日まで後半分ですね6月の、この分を6月9日に行うことになっています。これに先立ちまして、交通手段についてご案内をさせていただきたいと思います。まず、この北浦和にある会場、駅から比較的近いところにはございますが高齢者向けの接種であり、かつ梅雨や暑い日が続く季節でもありますので、最寄の北浦和駅から無料のシャトルバスを運行させていただくことといたしました。バスは接種のタイミングに合わせて、15分間隔で運行をさせていただきます。発着所ですが北浦和駅西口の1番バス乗り場、ちなみに会社は国際興業バスとなります。次に駐車場であります。さいたま市のご厚意により、近隣の私有地に駐車場を確保できることとなりました。とはいえ駐車場の台数には限りもございます。バスも用意いたしましたので、ぜひ可能な限り公共交通機関をご利用いただきたいとお願いを申し上げます。接種当日になりますけれども、持ち物ですけれども、接種券、これは市町村が発行するものであります。市町村から送付されてくる接種券、それから予診票、そして健康保険証などの身分を証明する書類。この3つをお持ちをいただきたいと思います。なお、この真ん中の予診票ですけれども、これは接種券に一緒に同封をされているもののはずですけれども、万が一、お手元にない場合には県のホームページからダウンロードもできます。そこに必要事項を記入していただいてからお越しを頂きたいと思っています。予診票には病気の治療中であるか、そして治療中の場合には主治医の許可を得るがあるかどうかを記入する欄もありますので、ぜひ治療中の方につきましては、接種について事前にかかりつけ医にご相談を頂いて承認を得ておいていただきたいと思います。 接種は写真のとおり、肩のあたりに行います。半袖のT シャツなど、肩をすぐに出せる服装でお越しいただきたいと思います。また、37.5 度以上の熱がある方につきましては、接種を受けることができなくなります。ご自宅で体温を測定してからお越しいただきたいと思います。さて、かねてから依頼をして参りました防衛医大のお医者さんでありますけれども、その協力につきましては防衛省から医師1名を派遣するとの連絡を頂きました。接種体制をさらに充実することができましたので、より安心して接種を受けに来ていただきたいと思います。最後に、以前からの繰り返しになりますけれども、県の接種センターはあくまで市町村による接種の補完との位置付けであります。接種に必要な分量のワクチンは確実に市町村に配られます。特に、持病のある方や移動にご不安のある方は、地元の市町村で接種を受けていただくほか、地元での接種を優先していただきたいと思います。3枚目であります。
次に、彩の国「新しい生活様式」安心宣言飲食店プラスについてご説明をいたします。まん延防止等重点措置の措置区域内15の市町ですが、そこでは感染防止対策を実施している飲食店を現地で認証し、安心して頂けるようにする飲食店プラス制度を作ってまいりました。この飲食店プラス制度を、措置区域の15市、この赤いところですけれども、これ以外の48市町村に拡大をし全県に展開をすることといたしました。この全県展開のための現地での確認の実施期間は、5月28日から6月30日までとなります。現地確認はエリアを分けて段階的に実施をしてまいります。さかのぼる4月の26日以降は、措置区域での認証を行ってまいりました。第2段階になりますけれども、5月28日から6月8日の第2段階は、この黄色の地域になりますけれども累計の新規陽性者数が多い市であり、なおかつ、この現在の措置区域の周縁部にある春日部、三郷、八潮、狭山、入間、上尾などの10市町の地域について実施をさせていただきます。その後、順次、第3段階として6月9日から18日については、さらに、それを取り囲んでいる加須や久喜、鴻巣、坂戸などの地域に広げさせて頂き、第4段階、6月21日から28日は熊谷、深谷、秩父などの残りの12市町の地域を実施をさせて頂きます。これまでどおり、店舗から現地確認の予約をご申請をいただきたいと思います。個別訪問をさせていただき、アクリル板の設置や換気対策など感染防止対策の状況を確認させていただきます。予約方法については、明日26日より県ホームページで受け付けを開始をいたしますので、ぜひ、お店で感染防止対策をしっかりと行なっていただくことは、お店に来られるお客様、ひいては、そのお客様の家族愛する方の命を守る取り組みにもなりますので、ご利用いただきたいと思います。
次のパネルですけれども、この飲食店事業者の皆様には認証を受けることによって認証ステッカー、これですね、この認証ステッカーが交付されます。これは、これまでと同じものであります。感染対策取組店として、店舗側からすれば利用者の皆様にPRを行うことができるのみならず、そこで働く従業員の安心安全も約束するという取り組みにも繋がると思います。また、認証を受けた店舗につきましては県のホームページで、これを公表をさせていただきます。県民の皆様には、感染防止対策が徹底されている認証を受けた店舗、このマークのある飲食店は、県民の皆様の命、そしてお越しになるお客様の命を大切にする安心店舗であります。この認証店のご利用をぜひお願いをいたします。これまでも15の市町で営業中の多数の店舗に申請をいただき、12,247店が認証を受けています。県民の皆様が安心して利用できるよう飲食店の皆様には引き続き、感染防止対策にご協力をお願い申し上げます。
次に、「埼玉県プラごみゼロアクション」についてです。ご案内のとおり、プラスチックにつきましては、レジ袋、ボトル容器など、我々の身の回りにある様々な製品に用いられており、大変便利なものであります。しかし適切に処理されず、プラスチックごみが海に流出をする、いわゆる海洋プラスチック問題や、原料が石油であることから、焼却処分時にCO2が発生し、地球温暖化の一因ともなるなど、その排出抑制や循環利用が世界規模での課題となっております。昨年度9月から10月にかけて、埼玉県全県で実施した「秋のプラごみゼロウィーク」では、拾われたごみのうちの約45%がプラスチックごみでありました。一方、リサイクル可能な容器包装プラスチックの回収量は、年々増えてきています。皆様の改めてのご協力を感謝を申し上げます。県では、これまでマイバッグ、マイボトルの利用推進や、プラごみゼロウィークでの地域清掃活動などを進めてまいりました。この3Rに向けた県民の意識啓発を行って参りました。また昨年度は、今後の社会の担い手となる、若い皆様のご協力参加も頂きながら、大学対抗ごみ拾い甲子園を実施いたしました。これらの取り組みもあって、プラスチックごみ問題への関心は年々高まっているところでありますが、県ではさらなるプラスチックごみの削減と、プラスチック資源としての循環利用を進めるため、今年度から「埼玉県プラごみゼロアクション」を展開することといたしました。「埼玉県プラごみゼロアクション」は、「県率先実行」、「産官民が連携したプラットフォームの設置」、そして「ごみを減らすライフスタイルの実践」、この3つの柱で成り立っています。まずアクション1、「県率先実行」です。県が主催する会場やイベントで、プラごみゼロを目指してまいります。今後は、参加者にマイボトルの利用を呼び掛けるなど、使い捨てプラスチックの使用削減に取り組んでまいります。やむを得ず、ペットボトルなどのプラスチックを使用した場合には、リサイクルを進めるため、きちんと分別をし、そして捨てるといったことも併せて呼びかけていきたいと思います。今日の記者会見でもペットボトルをお持ちの方、おられると思いますけども、ぜひご協力をお願いをいたします。現時点では、会議が中心となりますけれども、今後イベントを開催する時には、参加者などにも趣旨を伝え、協力をお願いしてまいります。続いてアクション2、「産官民が連携したプラットフォームの設置」です。県ではこの5月に、プラスチックごみの削減と、プラスチック資源の循環利用を促すため、企業や業界団体、消費者団体、市町村などを会員とする、「埼玉県プラスチック資源の持続可能な利用促進プラットフォーム」を立ち上げました。このプラットフォームでは、講演会や研修会、あるいは交流会を開催して、プラスチックの資源循環をめぐる最新の動きや、会員の取組事例などの情報交換を行ってまいります。さらに、業種を超えたワーキンググループの結成を促し、消費者の需要を喚起するリサイクル製品づくりの支援なども行ってまいります。再来週になりますが、6月8日には会員向けのキックオフイベントとして、プラスチックの資源循環に詳しい有識者による講演などをオンラインで開催する予定であります。現在、このプラットフォームにご賛同いただける会員を募集しています。入会金、年会費ともに無料となっていますので、プラスチック製品の製造、販売、リサイクルなどに関わる企業の皆様にはぜひご入会をいただきたいと思います。最後に、アクション3、「ごみを減らすライフスタイルの実践」であります。県民の皆様には引き続き、マイバッグやマイボトルの利用、ごみの分別をお願いいたします。また感染防止対策を徹底した上で、身近なところでの清掃活動もぜひお願いをいたします。県では、5月30日から6月30日までを期間として、「春のプラごみゼロウィーク」を実践いたします。ぜひ、この機会にごみを減らし、地球を再生するライフスタイルの実践に取り組んでいただきたいと思います。プラスチックごみを削減し、資源循環の取り組みが適切に行われている日本一、暮らしやすい埼玉県を実現するための皆様のご協力をぜひよろしくお願いを申し上げます。私からは以上であります。
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