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掲載日:2023年10月20日
Q 井上航 議員(県民)
今後、県庁舎の在り方の議論が本格化することを見越し、我が会派では建替えを実施し、今年から新庁舎での執務がスタートしている岐阜県庁と、建替えをせず歴史ある庁舎を使い続ける選択をしている愛知県庁に足を運び、それぞれの考え方、メリット・デメリット等を学んでまいりました。
さて、埼玉県庁の在り方は、県庁舎再整備検討委員会でも議論が進められていますが、やはり時の政治家が積極的に議論すべきと考えます。
それでは、以上を踏まえ知事の考えを伺います。
令和5年9月12日の埼玉新聞に掲載されたインタビューで知事は、県庁舎の在り方の話題の中で、「正直、いろいろな役所の建替えを見てきたが、これでは駄目だと思うことばかりだ」と発言されています。そこで、知事が「駄目」と感じた点を踏まえて、今後の建替え議論へどう生かしていくのか、御所見をお伺いいたします。
A 大野元裕 知事
私は、県庁舎の建替えには現在の県庁の発想のまま単に器を目新しいものにしたり、美しいものに変えるのではなく、県庁の未来の姿を反映させることが重要と考えております。
一方、コロナ禍により急激にデジタルトランスフォーメーションが進む以前の段階に設計された庁舎につきましては、DXが進んだ将来の姿を十分見据えることが難しかったのではなかったかという風に感じてまいりました。
県民にとってより便利で、職員にとって働きやすい未来の県庁を作るためには、まずデジタル化の在り方、職員の働き方にしっかりと道筋を付けることが必要と考えます。
埼玉県では4年間を費やしてデジタル化を強力に進めてまいりました。
このようなDXを前提に、業務の在り方を根本から見直し、今までにない価値やサービスを提供できる新たな働き方を考え、将来の県庁舎の在るべき姿を十分に議論していくことにより、将来において50年、60年と長期的に使用することができる県庁舎を構想してまいりたいと考えております。
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