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掲載日:2023年10月20日
Q 井上航 議員(県民)
視察で伺った大阪府のTSURUMIホスピスも、横浜市の横浜こどもホスピスも、いずれも利用対象者を生命を脅かす病気=Life-threatening conditions(LTC)を抱える子どもとその家族としています。生命を脅かす病気とは、具体的に(1)小児がん、先天性疾患など根治療法が奏功することもあるが、うまくいかない場合もある病態。(2)神経筋疾患など早期の死は避けられないが、治療によって予後の延長が期待できる病態。(3)代謝性疾患、染色体異常など進行性で治療はおおむね病状の緩和に限られる病態。(4)重度脳性麻痺など不可逆的な重度の障害を伴う非進行性の病態で、合併症によって死に至ることがある病態。これらが挙げられています。
そこで、埼玉県にどれくらいこれらの病態の子どもがいると考えられるのか、保健医療部長に伺います。
A 表久仁和 保健医療部長
生命を脅かす病気LTCの子どもの人数につきましては、生命にかかわる病気や状態であるかなどの明確な基準がなく、また、疾患の種類ごとにそれぞれのお子さんの病状を把握することが困難なため、把握できておりません。
一方、小児慢性特定疾病の医療費助成を受けている児童のうち、悪性新生物の治療を受けている児童につきましては、令和4年度末時点で1,007人となっております。
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