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ページ番号:265377

掲載日:2025年3月26日

令和7年2月定例会 「産業労働企業委員長報告」

委員長 鈴木   正人

産業労働企業委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案5件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。 
まず、産業労働部関係では、第65号議案について、「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)の入札が2回不調になった理由は何か。また、次回の対応策についてどのように考えているのか」との質疑に対し、「設計図書の閲覧等があった建設業者にヒアリングを行った結果、本センターのような大規模工事の場合、複数の技術者を事前に確保する必要があるが、この時期にほかの受注工事があり、技術者を確保できないことが入札に参加できなかった理由と聞いている。また、技術者確保のため、早めに発注情報を提供してほしいとの要望があったことから、次回の工事発注時期の見通しを既に入札情報公開システムで公開している」との答弁がありました。
また、「彩の国新産業創出研究開発推進事業費の約半分が減額となっているが、理由は何か」との質疑に対し、「国や民間団体などの補助金を活用する外部競争的研究費による研究が予算の大部分を占めているが、申請の結果不採択となった研究が生じ、その額が大きくなったことが主な理由である」との答弁がありました。
次に、企業局関係では、第79号議案について、「継続費の補正について、調整池の地下水対策工事に伴う事業期間の延長とあるが、立地企業への引渡しも伸びるのか。また、ほかに何か影響が出ることもあるのか」との質疑に対し、「立地企業へは3月の引渡しを予定していたが、行田地区は4月に、鴻巣地区は4月から順次引渡しを行う予定である。4月から工事を着工したい企業に対しては、予定どおり着工できるよう対応することとしているため、企業への影響はないと考えている」との答弁がありました。
このほか、第78号議案についても活発な論議がなされ、第38号議案及び第77号議案については、執行部からの詳細な説明をもって了承した次第であります。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案5件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。

第62号、第63号議案〈急施議案〉

副委員長 杉田 茂実

産業労働企業委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に急施を要するとして付託されました案件は、議案2件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、産業労働部関係では、第62号議案について、「トラック運送事業者への支援について、貨物自動車は1台20,000円、貨物軽自動車は1台7,000円という補助単価の算出根拠は何か」との質疑に対し、「燃料価格の高騰は、国の補助金である程度抑えられてきたが、補助金が段階的に縮小された影響で高騰している。今後も段階的に補助金の縮小が見込まれるなど不確定要素が多いこと及び直近の高騰状況を勘案し、前回と同額とした」との答弁がありました。
次に、企業局関係では、第63号議案について、「事業の前倒しによる工事費の増とあるが、どのような工事を前倒しして行うのか」との質疑に対し、「吉見浄水場拡張関連整備2.期事業では、災害時のリスクを分散するため、東松山第二幹線と呼ばれる送水管整備を進めている。今回の補正予算は、この進捗を図るもので、口径1,100ミリメートルの水道管路を地中に埋設する15の工事を行う予定である」との答弁がありました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案2件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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