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環境農林委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案6件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、環境部関係では、第65号議案について、「脱炭素分散型エネルギー社会構築事業費の減額補正の理由について、埼玉版スーパー・シティプロジェクトに係る市町村への補助金が国庫補助金の採択により見込みを下回ったためとのことだが、国庫補助金とのすみ分けはどのようになっているのか」との質疑に対し、「市町村のプロジェクトに位置付けられた事業の実施に当たっては、まずは活用可能な国庫補助や既存の県補助等を優先的に活用してもらうこととしており、エントリー市町村ごとに設けた事業化支援チームが、これらのメニューについて積極的に提示・助言している。その上で、ほかの補助金の要件に適合しない場合や採択されなかった場合に本補助金が活用できるよう、柔軟な要件としている」との答弁がありました。
次に、農林部関係では、第65号議案について、「減額補正する事業について、事業計画や進捗に影響はないのか」との質疑に対し、「減額補正の額が大きい三つの事業を挙げると、『農地防災事業費』は、国からの割当額に合わせて、事業計画の見直しを行った上で事業を進めるとともに、国の経済対策の補正予算も活用して進捗を図っている。『林業・木材産業構造改革事業費』は、要望を取り下げた事業体があったが、事業計画を見直して再度国への要望を検討している。『米麦産地育成対策費』は、現場からの要望件数や内容が確定したものであり、現場の実態に沿った予算になった」との答弁がありました。
このほか、第28号議案、第29号議案、第53号議案及び第54号議案についても活発な論議がなされ、第72号議案については、執行部から詳細な説明をもって了承した次第であります。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案6件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。
環境農林委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に急施を要するとして付託されました案件は、第62号議案のうち環境部関係及び農林部関係の1件であります。
以下、この議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、環境部関係では、「中小企業等カーボンニュートラル促進事業費に関して、令和5年12月定例会の補正予算では、3日間の受付期間を設けて、その期間中に予算額に達した場合は抽せんだったと思うが、今回の募集方法はどうか」との質疑に対し、「前回同様に、応募が集中した場合に備え、最初の3日間は全ての申請を受け付け、予算額を超えた場合は抽せんを行う。予算額を超えなかった場合は、先着順で募集を継続し、予算額を超えた日の申請については抽せんで審査対象者を決定したいと考えている」との答弁がありました。
次に、農林部関係では、「農産物等輸出拡大施設整備事業について、民間事業者に補助するとのことだが、補助の具体的な内容と効果は何か」との質疑に対し、「長距離輸送時に害虫の発生を防止したり、品質の低下を抑える窒素ガスの充填が可能な包装機の導入と、輸出用の輸送パレットへのコメ袋の積込み作業を自動で行う設備の導入である。効果としては、輸出額で約1億円、輸出量で約260トンの増加を見込んでいる」との答弁がありました。
以上のような審査経過を踏まえ、本議案について採決いたしましたところ、総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。
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