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掲載日:2023年7月11日
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「カイコって何だろう?!~蚕の成長日記~」連載記事については、以下のリンクからご覧ください。
「蚕って何だろう?!」をご愛読してくださった皆さま、誠にありがとうございます!「蚕について興味をもった」「もっと養蚕について知りたい」などたくさんの声をいただき、職員一同大変感激しております。本庄市と提携関係にある早稲田大学からも感想のメールをいただいたことから、早稲田大学大学院環境・エネルギー科の皆さんと本庄管内の地域振興についてディスカッションを行いました。
ディスカッションは本庄デパートメントで行われ、参加者は当事務所職員2名、本庄市役所職員3名、早稲田大学環境・エネルギー科の納富信(のうとみ まこと)教授と、博士課程2年の小笠原正人さんです。
【左】小笠原正人さん 【右】納富信教授
当ホームページ連載記事「カイコって何だろう?!」にレスポンスをいただきました。
皆さんに楽しく読んでいただけて何よりです!
納富教授は、早稲田リサーチパーク内の早稲田大学本庄キャンパスにおいて教育・研究活動をされています。「環境システム評価研究」をテーマに、どのようにしたら地域への愛着を高められるのか研究されています。過去には、県事業である「ふるさと支援隊」の活動で本庄市児玉小平地区におけるあじさいの小径の環境整備など、本庄管内で学生とともに取り組まれてきました。
教授の専門である環境・エネルギー分野との関連していることもあり、地域資源としての養蚕や製糸ということに興味関心を持ったことから、当ホームページ連載記事「カイコって何だろう?!」を読まれたそうです。教授は、今までは研究や教育としての関わりとして蚕を捉えていませんでしたが、養蚕のような貴重な産業・技術が衰えていく可能性があることに危機感を覚えると同時に、世界的なカーボンニュートラルの流れの中において重要な役割を担うであろう存在として改めて注目しているそうです。そして、地域の特性や歴史と関連深く大きな可能性を秘めた産業として、製糸業・織物業・養蚕などをこれからどう発展させていくかを考え続けています。
納富研究室に所属する博士課程2年の小笠原さんは、本庄市をフィールドにした人の地域愛着の醸成について研究をしているそうです。道路に花を植栽する活動を通して、地域住民の心の変化や地域への愛着について調査し、どのように地域活動を活発化させるかを考察しています。授業やイベントを通して地域のヒト・モノに触れ、地域の現状を知り、課題解決に向けて熱心に活動されています。本庄市や地域の人々に対して、小笠原さん自身も愛着と情熱を持って研究されていることが伝わってきました。
本庄市は令和3年5月に、地方自治体として2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指すゼロ・カーボンシティ宣言をしました。本庄地域と連携が深いこともあり、蚕をカーボンニュートラルと結びつけて研究するお二人は、SDGsを推進している本庄地域において期待がますます高まります。今では衰退しつつある養蚕ですが、蚕の様々な可能性が認知され、サステナブルな社会に繋がる存在になるといいですね。
当事務所も、本庄をフィールドにして研究されるお二人と、これから一緒に本庄管内を盛り上げていければと思います!
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「カイコって何だろう?!~蚕の成長日記~」連載記事については、以下のリンクからご覧ください。
【カイコって何だろう?!~蚕の成長日記~】
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