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Q 田村琢実 議員(自民)
知事は、開会日の提案説明において、令和7年度は「歴史的課題への挑戦と未来への躍進」をテーマに、「歴史的課題への挑戦」と「『日本一暮らしやすい埼玉』の着実な実現」の二つの考えに基づいた施策を中心に、予算編成を行ったと述べられました。
また、県税収入は過去最高で前年度比742億円増となり、地方交付税も前年度比138億円増となりますが、臨時財政対策債の皆減により実質的には151億円減となるなど、地方公共団体にとって財源の確保における歴史的な転換点となる年度となります。
私ども自由民主党議員団は、昨年10月に来年度予算案に対する政策大綱を知事に手交いたしました。こどもまんなか社会を実現するため、一人一人の多様性を尊重しつつ、未来を担う子供たちの教育環境の充実と子育て世代へ寄り添った支援を強力に推進する人への投資を行うとともに、強靱な県土づくりの推進、DXと行政改革の推進により持続的な経済成長と地域社会の自立的発展を断行し、力強い消費の実現と経済の好循環を完遂させるため、3点を重点項目とし412項目の政策を提案いたしました。
そこで、お伺いいたします。
予算編成に当たっての知事の思いを、私どもの政策大綱との関連でお答えください。
A 大野元裕 知事
本県は人口減少・超少子高齢社会の到来と激甚化・頻発化する自然災害などへの危機対応という、2つの歴史的課題に直面しています。
この課題に敢然と立ち向かい、本県が更に輝く持続的な発展に向けた未来への躍進の年にしていくという強い思いを込め予算を編成いたしました。
課題の超克に向けては、自由民主党議員団の政策大綱の3つの重点項目などで示された取組が重要であります。
「人への投資」では、保育士に直接届く支援の充実や、重度心身障害者医療費助成の対象拡大のほか、渋沢MIXの開設により、県経済をけん引する人材や企業の育成・創出を図ります。
「強靭な県土づくりの推進」では、防災・減災対策を強化し、過去10年で最大の公共事業費を計上するとともに、埼玉版FEMAの充実を図ります。
「DXと行政改革の推進」では、タスク・トランスフォーメーションを強力に進め、行政の生産性や県民サービスの向上につなげます。
あらゆる施策を総動員し、持続可能で成長・発展する埼玉を実現してまいります。
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