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掲載日:2024年12月27日
Q 戸野部直乃 議員(公明)
小さく生まれた赤ちゃんにとって、母乳は成長に欠かせない重要な栄養源です。赤ちゃんより先に退院した母親は、母乳を絞って病院に届けていますが、外出先で胸が張り、授乳室で搾乳することもあります。その際、赤ちゃんを連れていないことから、その場にいる別の方から不審に思われたり心ない言葉を受けたりすることがあり、トイレで搾乳するケースも少なくありません。
こうした状況に対応するため、神奈川県では、このような搾乳マークを作成し、商業施設などでの掲示を進めています。県内では、上尾市が市役所内の授乳室に「搾乳可能」と掲示をしています。まずは、県庁内の授乳室に同様のマークを掲示し、授乳室での搾乳の理解を広げていくべきと考えますが、知事の御見解を伺います。
A 大野元裕 知事
小さく生まれた赤ちゃんに母乳を届けるため、外出先でも搾乳できる場所を必要としている母親がいらっしゃいます。
赤ちゃんを連れていない場合、授乳室を利用しにくいとの声があることからも、お一人で授乳室を利用できる環境を整えることは議員御指摘のとおり大変重要なことと思います。
そこで、議員御提案のとおり、まずは、県庁内の赤ちゃん休憩室に搾乳ができる旨の表示を行います。
また、県では、乳幼児を育てる方々が安心して外出できるよう、多様な事業者等の協力の下、誰でも自由に授乳ができるスペースとして「赤ちゃんの駅」の設置を進めております。授乳ができる赤ちゃんの駅においても、搾乳での利用が可能であることを表示していただくよう、呼び掛けてまいりたいと思います。
こうした取組を通じ、安心して授乳室で搾乳ができるよう、搾乳に対する理解も広めてまいりたいと思います。
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