令和6年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（東山徹議員）

DEIに基づく県庁の取組について～誰にとっても働きやすい職場環境に向けて～-職員の満足度調査の実施について-

Q　戸野部直乃　議員（公明）

福井県では、職員の働き方改革のためのあらゆる施策に関する職員満足度調査を定期的に実施し、その結果を組織開発や働き方改革、人材育成に活用しています。
本県の取組も、職員が本当に求めている内容になっているのかを把握し、意見を反映して改善していくことで、職員の能力が存分に発揮されるものになると考えます。
そこで、本県でも働き方改革を進めるための取組に対し満足度を問う調査を実施することについて、知事の見解をお聞きいたします。

A　大野元裕　知事

働き方改革を進め、職員の能力を引き出していくためには現状の取組が十分か、改善すべき点がないかといったことを常に検証し、アップデートしていかなければなりません。
本県では、例えば、育児に関する支援制度やテレワーク、ワークラウンジなど職場環境に関する調査、キャリア形成に関するヒアリングの機会などの際に広く職員の声を集め、各取組の改善に努めているところであります。
昨年度は、職員へのアンケートやヒアリング結果を踏まえ、男性職員の育児休業体験談の発信や、子が生まれた職員に対して管理職がどう関わっていくべきか周知するなど具体的に見直しを行いました。
議員御提案の福井県における調査については、職場環境や働き方に対する職員の満足度を点数化して経年で把握するもので、こうした検証の方法も私は1つであろうと思います。
一方で、こうした点数を職員の働き方改革のための具体的な取組の改善にどうつなげるかついては、十分な研究が必要と考えております。
まずは、職員に対するアンケートやヒアリングを含め、取組ごとに常に検証を重ね、改善を加えながら働き方改革を強力に推し進め、全ての職員が高いパフォーマンスを発揮できるよう取り組みたいと思います。

 

• 上記質問・答弁は速報版です。
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