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掲載日:2024年12月27日
Q 戸野部直乃 議員(公明)
今年9月27日、こども家庭庁から、リトルベビーハンドブックの作成等のための協議会を設置した都道府県へ補助金が交付されるとの事務連絡がありました。
先日、国際母子手帳委員会の板東あけみ事務局長と懇談しました。事務局長によると、上尾市は、リトルベビーハンドブックをより良いものにしていくために改訂に向けた検討が進められており、他県では当事者を交えた協議会を設ける動きがあるとのことです。
一方、埼玉県ではまだこうした協議会が設置されておりません。この機会に、当事者の意見を反映し、より当事者に寄り添ったハンドブック作成のため、協議会を設置すべきと考えますが、知事の見解を伺います。
A 大野元裕 知事
本県のハンドブックは、県立小児医療センターの医師の監修の下、県内の低出生体重児の保護者の皆さんに、先輩としてのメッセージを寄せていただくなど、多くの当事者の方に御協力を頂いてまいりました。
作成に当たっては、全てのページに保護者の気持ちに寄り添った様々なメッセージを掲載し、お子さんの成長に合わせたメッセージとなるような構成としております。
こうした工夫は、当事者の方々の御意見を反映したもので、受け取った方々からは、「メッセージを読んで、頑張ろうという気持ちになった」などの御意見が寄せられています。
議員から、当事者の意見を反映し、より当事者に寄り添ったハンドブックづくりを目指すための協議会設置の御提案がございました。
協議会自体は、母子健康推進のための協議会が既に設置をされていることから、こうした協議会を活用しながら、必要なメンバーを改めて検討しつつ、関係者や当事者の御意見を伺い、ハンドブックをより良いものとするよう検討してまいります。
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