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掲載日:2024年5月17日
Q 新井一徳 議員(自民)
大野知事は、昨年夏、2期目のスタートに当たり、不断の行政改革を推進するとして、時代の変革に対応する重点施策については、縦割りを超克し、部局横断のプロジェクトチームで強力に推進することで成果を上げたいと述べられています。子供・子育てや埼玉版スーパー・シティなどをテーマにプロジェクトチーム(PT)が立ち上がっていますが、比較的短い期間で達成できそうなもの、また、長期的な取組を必要とするものなどが混在しているという印象です。
PT設置に伴う時間的座標軸をどのようにお考えか、大野知事にお伺いします。
A 大野元裕 知事
部局横断プロジェクトは、部局を超えた連携が新たな価値を生み出すなど、大きな成果が期待できることから、時代の変革に対応する重点施策について、縦割りを超克し強力に推進をすることを目指すものであります。
他方で、県では2年ほど前からプロジェクト・マネージメントの研究を進め、プロジェクト・マネージメントの手法に沿ったプロジェクトと、幅広く中期的な期間を見込むプラットフォーム型のプロジェクトを並行して取り進める、つまりプロジェクトには2種類あるということでございます。
プラットフォーム型の各プロジェクトの時間的座標軸の考え方はテーマにより異なるほか、1つのテーマの中でも様々な座標軸があります。
1年程度のものから数年程度で取り組むべきものなど、それぞれの座標軸を重ね合わせることでプロジェクトの推進を図っています。
例えば、埼玉版スーパー・シティプロジェクトは、中長期的な展望の下、市町村のまちづくりを支援するものですが、県では5か年計画において施策目標を定め、着実に取組を進めています。
また、市町村のまちづくりは、地域与件に応じて取組内容やスケジュールが大きく変わることから、各団体の状況に応じ、「市町村事業化支援チーム」を通じて取組の具体化を継続的に支援しております。
他方で、年度単位におきましては、補助金による財政支援、市町村と企業等とのマッチングを支援するための「交流会」や「ガバメントピッチ」の開催などに取り組んでおります。
今後も、プロジェクトのテーマごとに2つのプロジェクトを使い分けながら、時間的座標軸を念頭に置き、進行管理を適切に行い、目的達成に向け、着実に取り組みたいと考えております。
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