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掲載日:2024年4月3日
Q 田村琢実 議員(自民)
お口の健康は体の健康と直結することから、歯科健診の重要度が高まっているところです。学校保健安全法においても学校には学校歯科医を置くことを義務付けており、お口の健康を学校健診で守ることがとても重要です。
埼玉県立学校の学校歯科医の配置状況を伺うと、令和5年度実施分は25学級未満、又は1,000名未満で1名、25学級かつ生徒数1,000名以上で2名配置となっており、1人当たりの負担が大きくなっている現状がうかがえます。来年度は若干緩和予定とのことですが、学校歯科医の負担は余り変わりません。
また、配置人数を調べると、複数校掛け持ちで学校医を兼務している状況もうかがえ、1人当たりの負担が大きくなっています。
実際にあっては、家族や診療所での複数人で対応している等が現状で、その報酬から見ても地域奉仕に近い形で御協力いただいています。
そこで、県歯科医師会では、学校歯科医の配置人数をせめて現行の倍にしてほしいとの要望を頂いており、早期の配置基準の大胆な見直しが生徒・児童の健康を守る観点からも必要と感じますが、教育長の御所見をお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
県立学校の学校歯科医については、学校により、短い時間の中で多くの生徒の健診をお願いしている場合があり、御負担をおかけしている状況もございます。
こうした歯科健診の実施に際しては、学級数が比較的多い場合などには学校歯科医の臨時配置を行い、負担の軽減を図っているところですが、学校によっては必ずしも十分とは言えない状況も生じております。
県といたしましては、改めて、それぞれの学校の実情を十分に把握した上で、学校歯科医の臨時配置の基準など学校歯科医の配置の在り方について検討してまいります。
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