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掲載日:2024年4月3日
Q 田村琢実 議員(自民)
大宮スーパーボールパークは、知事の肝いり公約であります。大宮公園のグランドデザインに基づいた公園再整備の一環として、大宮公園の主要施設である双輪場・野球場・サッカー場を含むエリアの整備により、試合がある日もない日も楽しめる公園とする方針の下、県は大宮スーパーボールパーク構想を定めました。
当構想では今後の整備パターンが示され、今後、公民連携を取り入れた基本設計・実施設計に向けた取組とされましたが、構想策定から2年間何も動いていないのが現状です。
私は、大宮スーパーボールパークの構想の遂行には、にぎわいあふれる魅力的な公園以外あり得ないと考えており、現在の検討状況では魅力的な施設が創造されるとは思えないと感じています。
そこで、技術者中心の都市整備部所管から、企画部門である企画財政部に当該事務を移管し、創造力豊かな企画部門で事務を担うようにすることで現状を打開した新たな展開を期待しますが、知事の所見を伺います。
また、整備スケジュールが示されていないことから、事業完成までのめどが全く見えません。竣工までのスケジュールをどのように考えているのか、知事に伺います。
A 大野元裕 知事
次に、御質問第5の「魅力ある県営公園の創造について」のお尋ねのうち、「スーパーボールパーク構想(大宮公園)の在り方について」の事務を企画財政部に移管することについてであります。
大宮スーパー・ボールパークにつきましては、令和4年3月に構想を公表し、双輪場、野球場、サッカー場の競技施設を含むエリアの再整備に大宮公園を試合がある日もない日も楽しめる公園とする基本的な方針を示しております。
現在は、競技施設エリア全体の基本計画の検討に着手しており、県営公園を所管する都市整備部を中心に取り組んでいますが、関係する部局とは相互に調整し意見等を集約しています。
大宮スーパー・ボールパークの実現につきましては、競技施設の更新や飲食物販施設の誘致に加え、公園の立地を十分生かして、周辺の観光拠点や大宮駅を中心としたまちづくりとの相乗効果を高めることが重要です。
このため令和6年度も引き続き、大宮公園全体を対象としたサウンディング調査を実施し、スーパー・ボールパークにふさわしい、にぎわいと魅力あふれる公園とするための自由な発想やアイデアを民間企業からお伺いをしたいと考えております。
今後は、県営公園を所管する都市整備部を主体としつつも、民間企業から頂く提案の内容に関係する部局など連携の輪を更に広げる方途について検討し、庁内の部局横断的性格を強化したいと思います。
次に、竣工までのスケジュールについてでございます。
現在、構想の中で示した事業工程に基づき、エリア全体の基本計画の検討を進めており、その後は、各競技施設の基本計画の策定、事業者公募を行い、事業者による設計、工事へと進めてまいります。
他方、この先、竣工までの時間的なスケジュールを示すためには、エリア全体の基本計画における検討項目である、各競技施設の更新の有無、基本的な配置や規模、更には整備手順など、一定の条件を定める必要があります。
このため、現在検討を進めているエリア全体の基本計画の中で、今後のスケジュールについても示してまいります。
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