トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部 > 企画財政部の地域機関 > 川越比企地域振興センター > 地域振興 > 管内市町地域振興トピックス > 農林水産祭天皇杯を受賞した川越市の山下さん夫妻(株式会社ヤマシタフラワーズ)を訪ねました
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掲載日:2023年11月27日
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株式会社ヤマシタフラワーズ(川越市)を経営する山下徳弥さんと笑子さん夫妻が、令和2年度農林水産祭(園芸部門)で天皇杯を受賞しました。「伝統農法と細やかな労務管理で、ニーズに応じた花きの多品目生産を実現」したことが受賞理由です。
農林水産祭は、農林水産省と公益財団法人日本農林漁業振興会が、農林水産業者の技術改善及び経営発展の意欲向上等を目的に昭和37年から実施しているもので、天皇杯は最高の賞です。
今回、ヤマシタフラワーズを訪問し、お話を伺いました。(訪問日:令和2年11月11日)
昭和55年に鉢物栽培を開始した山下徳弥さんは、ホームセンターや専門店から要望を聞き、新商品を提案しながら経営規模を拡大、平成26年に株式会社ヤマシタフラワーズを設立しました。現在は妻の笑子さん、長男の圭亮さんを含む総勢44人で年間60品目の花壇苗・鉢物を生産販売しています。
ヤマシタフラワーズでは、落ち葉を集めて堆肥を作る伝統的な「落ち葉堆肥農法」を継承し、この堆肥を混ぜたオリジナルの培養土で苗を育てることにより、日持ちの良い商品を提供しています。 また、朝礼で綿密に打合せし、スマートフォンで生育状況を共有しながら、細やかに水やり等の手入れを行っているそうです。
落ち葉を集める敷地内の林 | ハウス内のパンジー |
訪問時はパンジーやビオラ、プリムラ、ストックなどが美しく咲き、照葉ハボタンが輝いていました。 花びらの形や色に合わせて「ピーチパルフェ」「いちご大福」「恋うさぎ」といった絶妙な名前が付けられている点も魅力的でした。
山下さんは「花は安らぎや憩いの時間をもたらしてくれる。この春はコロナ禍で苦労したが、次第に在宅勤務をしている方や若い方が花に関心を持ち、楽しむようになった。新たな客層を取り込んでやっていきたい。」と今後の花づくりについて話してくれました。
ミックス植え | パンジー(写真右「ピーチ パルフェ」) |
照葉ハボタン |
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