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掲載日:2024年12月27日
Q 東山徹 議員(自民)
狭山市や入間市を流れる不老川中上流部では、度重なる浸水被害に対し、国の補助事業である床上浸水対策特別緊急事業を活用し、河道拡幅や橋りょう架換え、入間市内の調整池の整備などが急ピッチで進められてきました。
不老川の改修は確実に進んできており、効果を発揮していることを実感するものの、狭山市内では、西武新宿線より上流が依然として未整備となっており、地元からは早期に整備してほしいとの声も多く届いております。
昨年12月の一般質問では、未整備区間の河川改修に当たっては、まず、狭山市内で河川整備計画に位置付けられている調整池を整備する必要があると答弁を頂きました。狭山市における不老川沿川は里芋農地が広がり、営農をこのまま続けたいという農家の方もいれば、治水のために調整池を造るのであれば、用地の協力をしたいと考えていらっしゃる農家の方もいると伺っています。地元の状況を踏まえつつ、調整池整備を進めていただきたいと思います。
そこで、狭山市内の不老川における河川改修の現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いします。
A 吉澤隆 県土整備部長
不老川の河川改修は、狭山市内では、新権現橋から上流の西武新宿線まで2.4キロメートル区間の河道拡幅及び6橋の架換えを令和5年10月までに完了しております。
さらに、狭山市内で新たに調節池を整備するため、これまでに、調節池の位置を検討するための測量や地質調査を実施してまいりました。
令和6年度は、それらの調査結果や現況の土地利用等を踏まえて、地元狭山市と連携し、具体的な整備箇所の選定を進めています。
令和7年1月から関係権利者をはじめ地元の皆様に対し、調節池の必要性などについてご説明させていただく予定です。
また、西武新宿線から上流の未整備区間につきましても、調節池の整備後、速やかに工事着手できるよう、測量や設計等を進めているところです。
今後とも、治水安全度の向上に向け、不老川の河川改修に取り組んでまいります。
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