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掲載日:2024年12月27日
Q 保谷武 議員(自民)
町会・自治会・PTA・子供会・育成会の役員、消防団員、民生児童委員、保護司など様々な地域ボランティア活動において担い手不足が深刻化しています。様々な要因によるものですが、これらは構造的な問題であって、今後も担い手不足が根本的に解消される見込みは低いと言わざるを得ません。
本来、ボランティア活動は仕事や家庭、趣味などに影響が出ない範囲で行うべきものです。しかしながら、多くの現職ボランティアは後継者が見つからないため、病気で倒れるまではやめたくてもやめられない状況に追い込まれています。どうしてもやめたい場合は、自分の責任で後継者を探さなければならず、これが更に担い手不足を加速させるという負のスパイラルに陥っています。
真に必要なのはボランティアに対する敬意であります。かつて地域ボランティアは地域社会から尊敬を集める存在でした。しかし、現在ではその存在は軽視されがちです。地域ボランティアへの敬意を取り戻すためには、県、そして社会全体で意識改革を進める必要があると考えます。
そこで、(1)現在の県の取り組みについて伺います。
地域ボランティアの活動内容や貢献の可視化、地域ボランティア活動への参加促進、地域ボランティアに対する感謝、表彰として県はどのようなことをやっていますか、堀光副知事にお尋ねいたします。
A 堀光敦史 副知事
県では、地域ボランティア活動の可視化や参加促進の取組として、専用のホームページや知事を会長とする彩の国コミュニティ協議会の広報誌などにより活動内容やボランティア募集の情報などを発信しています。
また、彩の国コミュニティ協議会では、地域活動を実践されている方々の功績と活動を顕彰するシラコバト賞を贈呈しており、今年度も県民の日記念式典で、200の個人・団体を表彰いたしました。
受賞した方からは「長年の活動を評価してもらって嬉しい」「今後の励みになった」との声も多くいただいております。
さらに、民生委員・児童委員などの福祉事業功労者、防犯ボランティアなどの地域安全功労者など、活動分野ごとに様々な表彰を行っています。
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