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掲載日:2023年10月20日
Q 渡辺聡一郎 議員(自民)
大野知事は、公約の中で、未来に向けた人材育成として、グローバル人材の育成を掲げております。グローバル化の中で活躍するためには、国際共通語である英語力の向上は極めて重要であります。
しかしながら、各国を比較したEF EPI(英語能力指数)のランキングを見ますと、日本の順位は年々下落し、111か国中80位という結果となっております。特に英語を話す力に大きな課題があり、TOEFLなどの英語試験でも、日本人は、ほかのアジア諸国と比べてスピーキングの成績が低くなっております。私自身も、小・中・高校で一般的な英語教育を受けてきましたが、いざ現地に留学をすると、英語で授業を受けることに大変な困難を感じました。やはり義務教育の時点から、実用的な英語力を養うことが必要だと思います。
東京都では、高校入試にスピーキングテストが実施されるようになりました。入試への導入は様々な課題がありますが、日常のテストの中でスピーキングテストの充実を図っていくことや、オールイングリッシュでの授業の導入など、実用的な英語教育の強化は進めていくべきと考えます。そのための教員の英語力向上など、環境整備も求められます。
埼玉県において、使える英語教育に力を入れることは重要と考えますが、今後どのように英語教育の強化を図っていくのか、教育長にお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
議員御指摘のとおり、日本人の英語力は他国に比較して特に「話す力」が低いと言われております。
県内の公立学校におきましては、英語力を強化するため、授業などにおいて、スピーキングテスト等を積極的に導入している学校もございますが、より一層の充実を図る必要がございます。
そのため、小中学校においては、児童生徒の発達段階に応じたスピーキングの指導方法や効果的なスピーキングテストの実施方法について、県が優れた取組を収集し、全市町村と共有を図り、教員研修などに活用してまいります。
また、高等学校においては、スピーキングテストの実施方法のほか、オールイングリッシュによる指導方法について、優れた授業の動画を作成し、教員研修などで活用してまいります。
こうした取組により教員の指導力を向上させ、児童生徒の実用的な英語力の強化に努めてまいります。
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