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掲載日:2022年7月7日
危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「災害に強い県土づくりについて」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「水害対策として、毎年河川の浚せつをどの程度実施しているのか。また、浚せつによって発生した土砂をどのように処理しているのか」との質問に対し、「緊急浚せつ事業として、令和2年度は34河川・42か所、令和3年度は46河川・63か所で実施し、約300,000立方メートル、25メートルプールに換算すると約900杯分の土砂を撤去した。浚せつにより発生した土砂は公共事業で有効活用するよう努めている」との答弁がありました。
次に、「川の防災情報ウェブサイトについて、令和元年東日本台風の際にアクセスが集中し、つながりにくくなる事象があった。今回行われたリニューアルで、どのような改善が図られたのか。また、県民にどのように周知を行ったのか」との質問に対し、「今回の改修で、アクセスの集中によるサーバーへの負荷を分散するコンテンツ・デリバリー・ネットワークを導入した。令和元年東日本台風の際は1日に380,000件のアクセスがあったが、この導入により、1時間当たり400,000件以上のアクセスを処理できるように改善している。また、県民への周知は、県ホームページへの掲載のほか、知事記者会見で取り上げるなどして行っている」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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