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ページ番号:218877
掲載日:2022年7月7日
自然再生・循環社会対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「自然環境の保全・再生、地球温暖化・省エネルギー対策、廃棄物の処理及び資源循環社会の形成に関する総合的対策」でありますが、今回は、「河川の水質保全の推進について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「生物化学的酸素要求量、すなわちBODが1リットル当たり3ミリグラム以上の河川については、今後どのように水質を改善していくのか」との質問に対し、「河川の水質汚染の原因の多くは、生活排水が流れ込むことであるため、生活排水が直接河川に流れ込む単独処理浄化槽などから合併処理浄化槽への転換や、下水道への接続を粘り強く進めていきたい」との答弁がありました。
次に、「工場・事業場の規制や水質異常事故について、再発防止対策は徹底されているのか。また、河川の水質の改善には、企業や地域の水質保全に対する意識を高める必要があると考えるがどうか」との質問に対し、「排水基準違反や水質異常事故の再発防止は非常に大事であり、原因者に対して、再発防止を指導している。また、企業に対して河川の状況を説明しているものの伝わり切らない部分もあるため、企業へ指導をするとともに、地域の方々を含めて、意識をもって水質保全に努めていただけるように取り組んでいく」との答弁がありました。
このほか、河川の水質保全の推進について、活発な論議がなされました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「自然環境の保全・再生、地球温暖化・省エネルギー対策、廃棄物の処理及び資源循環社会の形成に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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